北朝鮮キム・ヨジョン氏 韓国大統領に反発 ミサイル発射発言で | 親父と息子の口喧嘩

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北朝鮮キム・ヨジョン氏 韓国大統領に反発 ミサイル発射発言で

 

 北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹のキム・ヨジョン(金与正)氏が談話を発表し、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が弾道ミサイルの発射を「望ましくない」と述べたことに対し「ずうずうしい」と反発しました。

北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の妹のキム・ヨジョン氏は30日朝、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。

談話では、韓国のムン・ジェイン大統領が先週の演説で北朝鮮による弾道ミサイル発射について「対話の雰囲気に困難を与えることは望ましくない」と述べたことに対して、韓国もミサイルの発射実験を行っているとして「非論理的でずうずうしい」と反発しました。

さらに「アメリカの強盗のような主張と不思議なほど似ている」としたうえで、弾道ミサイルの発射実験は自衛のための措置だと主張しました。

また、今回の談話からヨジョン氏の朝鮮労働党での肩書は宣伝扇動部の副部長であることが分かり、主に体制や思想に関する宣伝活動を統括しているとみられます。

韓国統一省「最小限の礼儀を守るべき」

北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の妹のキム・ヨジョン氏が「ずうずうしい」などと反発する談話を出したことについて、韓国統一省は30日にコメントを発表しました。

コメントでは「韓国政府は、今回の談話に強い遺憾の意を表す。いかなるときも言動には最小限の礼儀を守るべきだ」と強調しています。

そのうえで「南北とアメリカが対話を続けていくために努力することが、朝鮮半島の平和プロセスの進展にとって唯一の正しい道だというのが、韓国政府の一貫した立場だ」としています。