マスクなどの公衆衛生対策「不要になる見通しない」が36%
2021年3月23日 高橋直純(m3.com編集部)
3月21日までに2回目の緊急事態宣言が全ての地域で解除された。菅義偉首相は「ピンポイントで大きな成果があった」と語るが、そもそも2020年末から2021年3月までの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波の到来自体を避けるため取り組むべきことがあったはずという意見も多い。
大都市圏を中心に既にリバウンドの兆しが見え始めており、次の流行に備えた医療提供体制の整備も急がれる。
m3.com編集部は第3波対応の振り返りと今後の対応について、3月19日から3月22日にかけて緊急調査を実施、m3.com医師会員1749人から回答を得た。第1回では今後の見通しを紹介する。
61.1%の医師が「2021年春」に第4波が来ると予想していた。「2021年夏」が18.9%、「2021年秋」が7.9%と続いた。「第4波は来ない」は2.6%に留まった。
Q:”第4波”はいつ頃来ると思いますか。

Q:国内の16歳以上の希望者にワクチン接種がおおむね完了するのはいつ頃だと思いますか。

政府はワクチン接種の期間を「2021年2月17日から2022年2月末」としている。同期間にあたる「2021年から2022年冬(3月頃まで)」が40.0%と最も多く、「2022年春」が20.1%、「2021年秋」が16.1%だった。
Q:日常的なマスクの着用やソーシャルディスタンスなどの公衆衛生対策が必要なくなるのは、いつ頃だと思いますか。

日常的なマスクの着用やソーシャルディスタンスなどの公衆衛生対策が必要なくなる時期については、36.2%が「不要になる見通しない」と予想した。続いて「2022年中」「2023年中」がともに約23%だった。
■回答医師:勤務先状況(単位:人)

【調査概要】
・調査期間:2021年3月19日~3月22日
・対象:m3.com医師会員
・回答者数:1749人