東京 日本橋の上を通っている首都高速道路を地下に移すための工事がこれから本格化するのに伴い、一部の出入り口がことし5月に廃止されることになりました。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210129/K10012838261_2101282243_2101290724_01_04.jpg)
首都高速道路の都心環状線のうち日本橋の上を通っている区間は、道路の老朽化や景観の改善を理由に1.1キロを地下に移すことが決まっています。
去年11月から地下で一部の工事が進み、今後、トンネルの建設など工事が本格化します。
一連の工事に先立って、江戸橋と呉服橋の2つの出入り口が廃止されることが決まり、5月10日の午前0時からは出入りができなくなるということです。
首都高速道路は東京駅や日本橋の周辺に行く場合は神田橋や宝町など、近くの出入り口を利用するよう呼びかけています。
2つの出入り口の廃止後は付近の橋脚を撤去するなどしたあとトンネルの掘削工事が始められる予定だということで、新たな道路は2035年の開通を目指しているということです。