東日本大震災の発生から10年となる、ことしの政府主催の追悼式について、平沢復興大臣は、新型コロナウイルスの感染状況も踏まえ、開催の形式を検討する考えを示しました。

東日本大震災の発生以降、政府は毎年3月11日に追悼式を開催してきましたが、去年は新型コロナウイルスの影響で取りやめ、総理大臣官邸で献花式を行いました。

平沢復興大臣は、ことしの追悼式について、閣議のあと記者団に対し「震災発生から10年という大きな節目で何もしないということはない。何らかの形の式典や行事はやる予定だ」と述べました。

そのうえで「新型コロナとの関係もあるので、どういう形でやるかや、規模、場所は慎重に検討している。人数は、かなり絞ることになると思うが多方面にわたるので、近いうちに何らかの形で発表することは必要だと考えている」と述べました。