IOCバッハ会長 15日から来日で最終調整

 IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が、東京オリンピックの延期決定以降初めて、今月15日から来日することで最終調整していることが分かりました。

バッハ会長はことし3月、当時の安倍総理大臣と電話で会談し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を理由に東京大会を1年延期することで合意し、その後、来年7月23日に開幕することが決まりました。

IOCは大会の組織委員会や東京都、国と来年の大会開催に向け、ウイルスの感染対策や経費の削減などについて話し合いを続けています。

関係者によりますと、バッハ会長が延期決定以降初めて、今月15日から来日し、菅総理大臣や東京都の小池知事と会談を行う方向で最終調整していることが分かりました。

バッハ会長は18日まで東京に滞在し、大会組織委員会との会議などにも出席する見通しだということです。