ベラルーシ反政権派 チハノフスカヤ氏 ロシアの介入に警戒感 | 親父と息子の口喧嘩

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 大統領選挙のあと緊張が続くベラルーシの反政権派、チハノフスカヤ氏がNHKのインタビューに応じ、ルカシェンコ大統領の退陣に向けた圧力を強めるため、抗議活動を拡大させる考えを示しました。また、「ルカシェンコ大統領がロシアと緊密な関係にあることはいい兆候ではない」と述べ、今後のロシアの介入に警戒感を示しました。

ベラルーシでは、先月の大統領選挙に不正があったとして、ルカシェンコ大統領の退陣を求める抗議活動が続いています。

大統領の対立候補で反政権派の組織を立ち上げたチハノフスカヤ氏は3日、活動の拠点としているリトアニアでNHKのインタビューに応じました。

この中でチハノフスカヤ氏は、「私たちの力は人にある。毎日行っているデモが十分な圧力になっている。抗議活動は決して終わらない」と述べ、ルカシェンコ大統領の退陣に向けた圧力を強めるため、抗議活動を拡大させる考えを示しました。

また、ルカシェンコ大統領が、憲法改正をしたあとに改めて大統領選挙を行うと示唆していることについては、「選挙をやり直した後に初めて憲法改正の議論ができる」と述べ、ルカシェンコ氏の考えは単なる時間稼ぎにすぎず、同意できないと強調しました。

一方、ベラルーシ情勢をめぐるロシアの役割について、チハノフスカヤ氏は、「否定するものではない」としながらも、「ルカシェンコ氏がロシアとあまりにも緊密な関係にあることはいい兆候ではない」と述べ、今後、ロシアが介入してくる可能性があると警戒感を示しました。

そして、チハノフスカヤ氏は、「私の心はベラルーシの人たちと共にある。身の安全を感じられるようになれば、始発列車に乗ってでも戻りたい」と述べ、政権交代に向けてベラルーシの国民と連携していく決意を示しました。