航空大手のANAホールディングスは、6月までの3か月間の決算で最終的な損益が1088億円の赤字となりました。

赤字幅は、587億円の最終赤字だったことし1月から3月の決算を大きく上回り、四半期決算として過去最大となりました。

これは新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界各国の入国制限や、日本国内の移動自粛などの影響で、国際線、国内線ともに利用客が大幅に減ったためです。

来年3月までの1年間の業績予想について会社は、新型コロナウイルスによる経営への影響が見通せないとして未定としています。