親父「東京都 新たに119人感染確認 5日ぶりに200人下回る 新型コロナ
これがNHKのタイトルだぜ。
119人と200人と一体何がどう違うんだか。
いやはやの空騒ぎだねえ。
息子 「毎年の台風の件でもそうだが、こういうことで騒げば視聴率が稼げるからだな。 騒いでなんぼのTVだから。
台風が来ると局内がはしゃぐような雰囲気になるらしい。視聴率が2%も上がるということだ。人の不幸で飯を食う”死の商人”だな、まるで。
そりゃPCR検査数も増えているのだから、感染者も増えるわな。検査が減れば感染者も減るだろうし。
死の商人が全く人々に知らせないのは、ここ3日間(7月10,11,12日)は、死者ゼロだ、ということだ。
NHKをはじめ、大手メディアは『死の商人』だから、売り物が無いと困るわけだ。
死ぬ人がいないと人々の不安が薄らいでしまい、TVを見てもらえないからねぇ。自分たちの都合が悪い”良い情報”は伝えない。あっぱれだ。」
日別の死者数(Worldmeter.com) 明らかにピークも過ぎて終了
親父「そうだな。梅雨入りしてから感染力はそれほど衰えてはいないが、死者数は目に見えて
減っているな。
そんなに怖い病気じゃない。少なくとも我が国においてはな。」
息子 「そうそう。あくまでも日本において、の話だ。理由はまだよく判らないが、東アジアと欧米では影響の深刻さが全く異なっている。
まぁ死の商人たちは、ニューヨークやイタリアの映像を流しながら、『これは明日の東京かもしれない』、なんて言いながら不安を煽ってきたけども。残念でした。
一つ気になるのは、新宿区で感染者に対して10万円が支給される条例が通ってしまっているということだ。あくまでも見舞金という名目だけども。
日本人には、お金目当てで感染を期待してPCR検査を受けようとする人など、ほぼいないと思うけどもねぇ。
とはいえ、この武漢ウイルスは、既往症の無い人にとっては、ほとんどが発症せず無症状のまま治るというウイルスだ。だから、万が一陽性だったらラッキーだと思って、ダメで元々で無料PCR検査を受けよう、と思う人が。。。 まぁ、居ないことを祈るな。」
親父「10万円ねえ。まあ、狙う物好もいるかもね。
ところで、少々お古いが次のような資料がある。
人口100万人当たりのCOVID-19による死者数(5月17日の段階)はスペイン(591人)、イタリア(528人)、イギリス(511人)、フランス(431人)、アメリカ(275人)など欧米諸国で多いのに対し、台湾(0.3人)、タイ(0.8人)、韓国(5人)、日本(6人)などの東アジア地域では極端に少ない。
これを話題にしてお前さんと議論してみたいな。」
息子 「この差の理由については判らないとしか言いようがないなぁ。
衛生状況などの環境面なのか、遺伝子的に既に免疫を持っているのか、色々理由となりそうではあるけども。
それよりもちょっと最近気になっているのが、先ほどの新宿の件もそうだが、補助金目当てで死者数が水増し(他の死因なのにコロナとなっている)されている可能性があるのではないか、ということだ。
イタリアの死亡者の死因リストには、死因の後に括弧付きでコロナと書かれているものが数多くあるそうだ。
”糖尿病(コロナ)”という感じで、だ。
これは、コロナで亡くなった場合には、病院に補助金が出るのだそうだ。その為に、他の既往症で亡くなった方々を、この人はコロナが原因で亡くなったということにしてしまっている(可能性がある)、ということだ。
とすると、それが原因でイタリアに武漢ウイルスによる死者が多いのであれば、同じく死者の多いアメリカはどうだろう。
知人に訊いてみると、州によるのかもしれないが、病院に対して補助金が出ているという話を聞いた。
もしかするとだけども、補助金の有無というものが、死者数の多い国と少ない国を分けていたりしないだろうかね。」
国別100万人当たりの死者数トップ10
親父「確かに補助金との絡みはあるだろうな。
だが、日本でも新型コロナウイルス感染で入院して死亡した場合には、本当の死因に関係なく
統計上は新型コロナウイルスによる死亡として取り扱っているようだぞ。」
息子 「確かに。日本でもある程度そういう傾向はあるようだな。
日本政府を攻撃したい人々は、日本が死亡者数を減らしている、ごまかしている、という風に騒いでいた時期もあったがね。実際は、その逆だ。
欧米と比べてここまで低い死者数の日本においても、亡くなった人がウイルス陽性であったなら、死因を武漢ウイルスとするようなケースがあったようだね。
まぁ、今のような死者数も重症者数もほぼ増えなくなったこの時期に、”なんの意味もない感染者数”に大騒ぎする大手メディアに乗せられて、再度緊急事態宣言を出すというような”愚策”を取るのは絶対にやめてほしいな。」
親父「お前さんも知ってのとおり、東アジアでの死亡率の低さにBCG接種が関係しているという説が流布されているよね。新型コロナウイルスの重症化とBCG接種率との関連性が一部で報道されたことがきっかけになってのことだ。
もっとも、この報道の後でイスラエルから、BCGには新型コロナウイルスに対する予防効果が無いという論文が出されたがね。」
息子 「確かにBCGの日本株接種が効くという話もあったね。確かにちょっと最近は、その説の話を聞かなくなった気もする。
そういういろいろな説の検証というのは必要だな。武漢ウイルスの流行がほぼ終了している現在から、少しずつやっていくべきなのだろうね。」
親父「こんな記事を見つけたぞ。
「BCGは新型コロナによる死亡率の軽減に寄与している可能性がある」と最新研究
Newsweek 2020年7月14日(火)18時00分
BCGワクチンは新型コロナウイルス感染症の感染の関係を検証する動きは世界各地で広がっているが日本では......
<BCGワクチンと新型コロナウイルス感染症の感染拡大との関係について検証する動きが世界各地に広がっている......>
「BCGワクチンの全例接種を実施している国は、そうでない国に比べて、新型コロナウイルス感染症の罹患率や死亡率が低い」との仮説のもと、BCGワクチンと新型コロナウイルス感染症の感染拡大との関係について検証する動きが世界各地に広がっている。
「BCGワクチンが新型コロナに作用するメカニズムを解明する必要がある」
対象エリアを限定したこれまでの研究では、相反する結果が示されている。1955年から1982年までBCGワクチンの全例接種を実施していたものの、それ以降は結核の有病率が高い地域からの移民のみに接種対象を限定しているイスラエルでは「定期接種を受けた世代とそうでない世代で、新型コロナウイルス感染症の発症率に差は認められなかった」との研究結果がある一方、1981年まで全例接種を実施していたスペインとそうでないイタリアを比較した米カリフォルニア大学バークレイ校の研究結果では「スペインにおける新型コロナウイルスの罹患率や死亡率はイタリアよりもやや低かった」とされている。
BCGは結核菌に対するワクチンだよね。
それが新型コロナウイルスに効くのかねえ。」
息子 「イスラエルで出たBCG説反論の論文は、『予防の効果が無い』ということのようだな。
でも、BCGというのは、免疫力を高めるものなのだ。
だから、予防の効果は無くても、感染してからの発症・重症化を防ぐ効果があるとのことだ。
それにBCGというのは、ガンの治療にも使われることがあるそうだ。まぁ免疫を高めるのであれば、この武漢ウイルスにも効果があるのかもしれんね。
まぁ、わからんよ。うちらど素人には。」
親父「おやおや、私の疑問に答える記事が見つかったぞ。
同じNewsweekの2020年6月15日(月)14時00分付の記事だ。
<新型コロナウイルス感染症を終息させるため効果的なワクチンが開発されるまでの一時的な手段として注目されているのが、BCGワクチンやポリオワクチンなど、他の感染症予防で長年用いられてきたワクチンの効果だ ......>
ワクチンは、特定の病原体の構造を免疫系に記憶させ、病原体が体内に侵入した際、その記憶によってこれを排除するために接種されるものだが、年月を経て、他の病原体にも対抗する「オフターゲット効果」をもたらし、他の感染症を寄せ付けないよう免疫応答を活性化させる働きがあるのではないかと考えられている。
なるほどな。納得。」
息子 「確かに。BCG説と言うのは有効なのかもね。
それよりも、こんな意味のない感染者数(検査を増やせば上がり、検査を少なくすれば下がる)の増減で、一喜一憂する必要はない。
死者数も重症者数も増加していないのだから。
大手メディアの煽りに乗って、また経済活動を止めてはならないな。
そういう話になると、よく『命と経済を比べるのか』だとか、『命が失われる可能性があるのに、金もうけを優先させるのか!』などと言う人がいる。
そういう人に言いたい。経済活動を止めると命が失われる。
つまり、比べているのは、命と命だ。どちらになっても命が失われる、こういう状況になると、どちらの方がより多くの命が失われるのか、を比べるしか手立ては無い。
経済活動が止まれば多くの人々が路頭に迷う。失業者も増える。有名な話だが、失業率と自殺者数は相関関係にある。一説には、1%失業率が増加すると、自殺者が1000人以上出るという話もある。
半年も経過して1000人程しか亡くなっていない日本で、全国の経済活動を自粛させたというのは、間違いだった。
親父はそうは思わないかな?」
親父「同感だ。お前さんに全面的に同意するよ。」
親父「風邪のコロナウイルスにかかった人の免疫記憶が新型コロナウイルスにも有効ではないかという説が唱えられているな。
旧型のコロナウイルスは4種類あるが、それは皆、風邪のウイルスなんだそうだ。
そう、あの鼻水ぐじゅぐじゅのただの風邪のウイルスだ。
既存の風邪コロナウイルスに反応したことのあるT細胞の免疫記憶が新型コロナウイルスとワクチンも治療薬もないが、勝手になおってしまうあのただの風邪を結び付けたんだよ。
これを小難しく言うと、既存の風邪コロナウイルスに反応したことのあるT細胞の免疫記憶が新型コロナウイルスと交差反応する可能性があるということになる。
新型も旧型もお仲間同士なんだから、当たり前といえば当たり前だな。」
息子 「なんだか小難しい話だが、つまりこの武漢ウイルスは、ほぼ”ただの風邪”だった、ということだな。
恐ろしい・史上最悪のウイルスだ~、とのメディアの大宣伝に煽られてパニックになってみたものの、この結果だからね。
やっぱりただの風邪だな。
第一次大戦中に世界で猛威を振るったスペイン風邪(世界で数千万人が死亡・日本でも約38万人が死亡)には遠く及ばず、1950年代のアジア風邪(中国発・世界で100万人死亡・日本では約5700人)ほどの影響もなかった。
やっぱりただの風邪だな。
大山鳴動して鼠一匹、というやつだ。やっぱりただの風邪だ。
もう騒ぐのはやめよう。なんの意味もない感染者数とやらで、騒ぎを大きくしようと一生懸命のTVを観るのはやめよう。
奴らは、不安になった人々による視聴率を稼ぎたいだけなのだから。もう一度皆を家に閉じ込めてTVを見るしかない状況に追い込みたい、その一心なのだ。
情報番組の司会に言ってやろう。
「バーカ、お前らのその手には、もう引っかからないよ。」とね。」
親父「まあまあ、あまり興奮しないで。
これはまだ仮説の段階だからね。
でも、アジアで流行していたただの風邪のおかげで新型コロナウイルスに対する交差免疫が得られていたとはね。今年の風邪はちょっと質が悪い、で済むわけだ。」
息子 「そうだな。一度軽く感染しておくと、将来の感染の可能性(蓋然性)を低くすることが出来るということは非常に重要な視点だな。
というのは、アジア風邪(インフルエンザ)や新型インフルエンザ(2009)が流行した際も、ある年齢以上(前者が50歳以上、後者が60歳以上)の人々には感染が少なかったそうだね。。
それは、若い頃に似たようなウイルスが流行って、その際に感染し獲得した免疫を数十年も保っていて、それが効いたそうだ。
とすると、感染するということ自体は、悪くないことではないのかね?
どうも今多くの人々は感染すら避けようとしているが、特に若い世代は体力のしっかりしている間に感染をして免疫を作り、将来に備えることも悪くない気がする。
勉強や体力づくりに関しては、将来に備えようなんてしっかりと準備をしているのに、免疫に関しては正反対。つまり、ゼロリスク・ゼロ準備だな。
そういう風に教える今の親がわかってないのかね?
昔の親は、麻疹などを近所の子供からもらいに行って、我が子にわざと感染させていたものなのにねぇ。」
親父「とにかく騒ぎすぎだな。もうすぐ梅雨前線が北上して前線の南側に入ると、南から暖かく湿った空気が流れ込んできて、かなり蒸し暑くなるそうじゃないか。
高温多湿に弱い新型コロナウイルスの勢力がますます盛んになるはずもない。
とにかく落ち着こうや。」
息子 「そうだな。大手メディアには残念な話だろうが、これから気候的にもウイルスが不活発な時期にはなっていくね。
重症者数・死者数はもうほぼ増えてはいないが、彼らの頼みの綱である新規感染者数すら減っていく一方となるだろうね。
次の秋と冬の風邪シーズンまでに国民がこのウイルス騒ぎに飽きてしまって、メディアの煽りにも興味を失ってしまている、というのが一番良いパターンなんだけどね。果たしてそうなるかねぇ。」
親父「そう簡単に飽きてはくれそうにないな。
昨日は死者の数が1000人を超えたと嬉しそうに報じていた。やれやれだ。」