去年10月、愛知県西尾市で河川敷に捨てられたスーツケースの中から白骨化した遺体が見つかった事件で、遺体は短期ビザで来日していた37歳の中国人女性とわかり、警察は死体遺棄の疑いで中国人の男を逮捕しました。

去年10月、愛知県西尾市鵜ケ池町で、矢作古川の河川敷に捨てられたスーツケースの中から白骨化した遺体が見つかりました。

警察が調べた結果、遺体は中国人女性の王敬さん(当時37)と確認され、警察は13日、中国人で愛知県知立市の会社員、朴鐘日容疑者(31)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

容疑を認めているかどうかは明らかにしていません。

警察によりますと、王さんは去年6月に短期ビザで来日したあと連絡が取れなくなり、家族から東京の池袋警察署に行方不明者届が出されていました。

来日後は東京都内のホテルや民泊などを転々としていたということです。

警察は2人の接点を調べるとともに、朴容疑者が王さんが死亡した経緯を知っているとみて調べています。