新型コロナ対策の透明シートに有田焼の伝統模様 佐賀 有田町 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 新型コロナウイルス対策で店舗のレジに取り付けられている透明なシートに有田焼の絵付け職人などがデザインを施す取り組みが佐賀県有田町で行われています。

これは有田焼の絵付け職人やデザイナーなど3人が有田町の店舗からの注文に応じて始めたもので、飛まつ感染防止のためにレジに設置されている透明なシートにイラストを描くサービスです。

2日は町内の雑貨店に有田焼の絵付け職人、金ヶ江美里さんが訪れ、高さ1メートル、幅1メートル50センチの透明なシートに白いペンでデザインを施していきました。書いた絵柄は雪の結晶の「雪割紋様」や海を表現した「青海波」といった有田焼の伝統的な模様で2時間ほどで完成しました。

絵を見た客は「店の雰囲気にも合っていてきれい」などと話していました。

金ヶ江さんは「シートを見て穏やかな気持ちになってほしい。アートに携わる人たちも自分の技術を新たな場に生かせるチャンスにしてほしい」と話していました。

料金はシート1枚につき1万円で、サービスを行っているグループ「レジ前おむかえアート」ではデザイナーなどの募集もしていて、有田焼の受注が減って仕事が少なくなっている絵付け職人などにも広く参加を呼びかけています。