奈良県内の高校に通う男子生徒2人が大麻を自宅で所持していた疑いで警察に逮捕されました。一方の生徒が親に「大麻を栽培してお金をもうける」と話したのがきっかけで親子げんかになり、警察が駆けつけたことから2人の逮捕につながりました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは奈良県内の別の高校に通ういずれも奈良市の16歳の男子生徒2人です。
警察によりますと、8日夕方、一方の生徒が父親に「大麻を栽培してお金をもうける」と話して親子げんかになり、駆けつけた警察官が栽培のために準備していたプランターや電球、加湿器などを見つけたということです。
さらに、この生徒が「前の日に友人に大麻をもらって吸った」と話したため、警察が友人の家を調べたところ、少なくとも5グラムの乾燥大麻と大麻草の種とみられるものが見つかったということです。
2人はパイプなどの吸引道具も持っていて、いずれも「吸うために大麻を持っていた」と容疑を認めているということです。警察は大麻の入手経路などについて詳しく調べることにしています。