関東甲信の山沿いのほか平野部でも雪が降り、積もっているところがあります。
首都圏のJRと私鉄、それに地下鉄の各線は、一部の特急と、山沿いの区間を除き、始発から平常どおり運転しています。
JR各社によりますと、東海道新幹線と東北・上越・北陸の各新幹線は、始発から平常通り運転しています。
首都圏の鉄道各社によりますと、JR東日本は、雪に備え、東京と山梨や長野を結ぶ特急の「あずさ」と「かいじ」、東京と河口湖を結ぶ特急「富士回遊」について、28日の始発から午前中に出発する列車を中心に上下線合わせて22本の運休を決めています。
当初、30本を運休するとしていましたが、雪の降り方が予想より少なく、このうち8本について運行することを決めました。
首都圏のJRと私鉄、それに地下鉄の各線は、一部の特急と、山沿いの区間を除き、始発から平常どおり運転しています。
ただ、JR青梅線とJR八高線は、一部の列車が運休します。
JR中央本線は、山梨県の上野原駅と四方津駅の間で倒木があった影響で、始発から東京の高尾駅と山梨県の大月駅の間の上下線で運転を見合わせています。現在、確認作業を行っていて運転再開の見込みは立っていないということです。
JR青梅線は雪による倒木の影響で、青梅と奥多摩の間の上下線で、始発から運転を見合わせています。
JR吾妻線は、雪の影響で線路脇の竹が広い範囲で架線に垂れ下がったため、始発から群馬県の渋川駅と長野原草津口駅の間の上下線で運転できなくなっています。JRは午前8時の時点で運転開始のめどは立っていないとしていて、運転できない区間でバスによる代行輸送を行っています。
鉄道各社は時間に余裕を持った移動と、ホームページなどで最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。
航空各社によりますと、28日、羽田空港を発着する国内の空の便は、始発便から平常通り運航しています。
各社は、ホームページなどで最新の情報を確認してほしいとしています。
各地の高速道路は、静岡県にある東名高速道路下り線の足柄スマートインターチェンジが雪の影響で閉鎖されています。
このほかに通行止めの区間はありません。
高速道路各社は、車を運転する際には最新の道路情報を確認するとともに、早めに冬用タイヤやチェーンを装着するよう呼びかけています。