小正月の15日、古いお札や正月飾りなどを燃やして1年の無病息災を祈る「どんど焼き」が水戸市の常磐神社で行われました。
常磐神社での「どんど焼き」は、毎年1月15日の小正月に合わせて行われる年明けの恒例行事で、15日は地元の人など50人余りが集まりました。
境内には参拝者が持ち寄った古いお札やお守り、熊手などの正月飾りが積み上げられ、神職がこれまでの感謝と新しい年の無病息災を祈る神事を行いました。
そのあと火がつけられ、炎が3メートルほどの高さまで上がると、集まった人たちは持参した正月飾りなどを次々と投げ入れ、穏やか1年を過ごせるよう祈っていました。
神社によりますと、ことしの正月三が日はほぼ例年どおりのおよそ30万人が初詣に訪れたということです。
子どもと訪れた水戸市の30代の女性は「感謝の気持ちを伝え、家族みんな健康に過ごせますようにと祈りました。子どもたちがすくすくと育ってくれることが何よりです」と話していました。
また、水戸市の80代の女性は「毎年来ていて、おかげさまで安泰に暮らしています。新しい年も何事もなく、大難が小難でありますようにとお願いしました」と話していました。