秋元司衆議院議員の議員会館などの事務所が捜索を受けたことについて、与野党の反応です。
自民党の鈴木総務会長は記者会見で、「新聞やテレビで報じられていることしか分からないので、私からはっきり申し上げることはできない。捜査機関も動いているようなので、今後の動きを注視したい」と述べました。
公明党の山口代表は記者会見で、「捜査が始まったところなので、 行方を注視したい。秋元議員本人がみずから説明責任を尽くす努力をするのは当然だ。ＩＲをめぐっては、そもそも国会の議論の中でもいろんな懸念が示されていた。そうした議論をしっかりと踏まえ、政府として厳しく対応していくことが重要だ」と述べました。
立憲民主党の福山幹事長は、国会内で記者団に対し、「捜査段階なので、コメントをするのは適切ではないが、議員の国会の事務所に捜索が入るのは非常に異常な事態だ」と述べました。
国民民主党の平野幹事長は、国会内で記者団に対し「早く事実関係を解明しなければ、ますます政治に対する国民の不信が高まるばかりだ。 秋元議員自身や関係者が真摯（しんし）に、明快に説明すべきだ」と述べました。