萩生田文部科学大臣は、小惑星の探査を続けている日本の探査機「はやぶさ2」が地球への帰還に向けた準備が整えば、13日、小惑星「リュウグウ」を出発することを明らかにしました。
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地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」への2度の着陸を成功させた『はやぶさ2』について、萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「あす、小惑星『リュウグウ』を出発する予定になった」と述べ、13日、地球への帰還に向けた準備が整えば、出発することを明らかにしました。
そのうえで、萩生田大臣は「予定どおりに出発し、順調に運用されれば、来年12月ごろには地球に帰還することになる。2回のタッチダウン成功により、太陽系や生命起源の謎に迫る貴重なサンプルが採取された可能性が高いと聞いているので、新たな知見が獲得されることを期待している」と述べました。