「新語・流行語大賞」に「令和」など30のことばがノミネート | 親父と息子の口喧嘩

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「新語・流行語大賞」に「令和」など30のことばがノミネート

ことし話題になったことばに贈られる「新語・流行語大賞」の候補が6日発表され、「令和」や「命を守る行動を」、それにラグビーワールドカップにちなんだ「にわかファン」や「ONE TEAM(ワンチーム)」など、30のことばがノミネートされました。

「新語・流行語大賞」は、1年の間に話題になった出来事や発言、流行などの中から世相を表現したことばを選ぶ賞で、6日、ことしの候補となる30のことばが発表されました。

社会現象や時事問題に関連したことばとしては、新しい元号の「令和」、消費税率の引き上げに関連した「キャッシュレス/ポイント還元」と「軽減税率」、職場や就職活動で女性がヒールのある靴の着用を強制されることに異議を唱える「#KuToo」、タレントが事務所を通さずに直接仕事を受けることを指す「闇営業」などがノミネートされています。

また、ことし起きた災害に関連して、気象庁などが呼びかけた「命を守る行動を」と台風の接近に伴って列車の運転を順次取りやめた「計画運休」が選ばれました。

世相や流行に関することばとしては、タピオカドリンクを飲むことを表現した「タピる」や、米津玄師さんがプロデュースし、NHKの「みんなのうた」で放送された「パプリカ」などがノミネートされています。

スポーツでは、日本のプロ野球と大リーグで活躍したイチロー選手が引退会見で発した「後悔などあろうはずがありません」

女子ゴルフの海外メジャー大会、全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手に関連した「スマイリングシンデレラ/しぶこ」などが選ばれました。

また、ラグビーワールドカップ日本大会に関連することばとして、「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」の5つが選ばれました。

選考委員会は「最も注目されたのはラグビーワールドカップ関連の用語の数々である」とことしの傾向を分析しています。

「新語・流行語大賞」は、12月2日にトップ10と年間大賞が発表されます。

ノミネートされたことば(50音順)

ことしの「新語・流行語大賞」にノミネートされたのは、次の30のことばです。

▽あな番(あなたの番です)
▽命を守る行動を
▽おむすびころりんクレーター
▽キャッシュレス/ポイント還元
▽#KuToo
▽計画運休
▽軽減税率
▽後悔などあろうはずがありません
▽サブスク(サブスクリプション)
▽ジャッカル
▽上級国民
▽スマイリングシンデレラ/しぶこ
▽タピる
▽ドラクエウォーク
▽翔んで埼玉
▽肉肉しい
▽にわかファン
▽パプリカ
▽ハンディファン(携帯扇風機)
▽ポエム/セクシー発言
▽ホワイト国
▽MGC(マラソン グランド チャンピオンシップ)
▽○○ペイ
▽免許返納
▽闇営業
▽4年に一度じゃない。一生に一度だ。
▽令和
▽れいわ新選組/れいわ旋風
▽笑わない男
▽ONE TEAM(ワンチーム)

最近の年間大賞
最近の年間大賞

新語・流行語大賞からは、その年に起きた出来事や世相が見えてきます。平成25年以降は次のことばが年間大賞を受賞しています。

▽平成25年「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」
▽平成26年「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」
▽平成27年「爆買い」「トリプルスリー」
▽平成28年「神ってる」
▽平成29年「インスタ映え」「忖度」
▽平成30年「そだねー」