神戸 市営バス2人死亡事故 運転手に禁錮3年6か月実刑判決 | 親父と息子の口喧嘩

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神戸 市営バス2人死亡事故 運転手に禁錮3年6か月実刑判決

ことし4月、神戸市の中心部で市営バスが歩行者を次々とはね2人が死亡した事故で、過失運転致死傷の罪に問われた65歳のバスの運転手に対し、神戸地方裁判所は禁錮3年6か月の実刑判決を言い渡しました。

ことし4月、神戸市中央区のJR三ノ宮駅の近くで、市営バスが歩行者を次々とはねた事故で、運転手の大野二巳雄被告(65)が20代の男女2人を死亡させ4人にけがを負わせたとして、過失運転致死傷の罪に問われました。

30日の判決で神戸地方裁判所の川上宏裁判長は「安全運転を期待されている職業運転手が、赤信号で停止するという最も基本的かつ重要な動作を誤ったことは非難を免れない。交通の事故や犯罪に対する近年の国民の厳しい刑罰感情に照らしても被告の刑事責任は相当に重く、実刑はやむをえない」として禁錮3年6か月の実刑判決を言い渡しました。

運転手の弁護士「被告は控訴しないと話す」

判決のあと運転手の弁護士は、「被告はプロのドライバーである自分が起こした事故があまりにも悲惨だったので、どんな判決が出ても控訴しないと話していた。弁護士としても引き続き、ご遺族への謝罪を行っていきたい」と述べました。

神戸市交通局「再発防止策講じて信頼回復を」

神戸市交通局は「取り返しのつかない重大な事故を起こしたことを改めて深くおわび申し上げます。判決を重く受け止めご遺族や被害にあわれた方に引き続き、誠心誠意、対応するとともに、基本動作の徹底などの再発防止策を講じ、信頼回復に努めます。事故を起こした運転手は今回の判決を踏まえて厳正に対処してまいります」とコメントしています。