ウクライナ圧力疑惑 ホワイトハウス高官が初の議会証言 | 親父と息子の口喧嘩

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ウクライナ圧力疑惑 ホワイトハウス高官が初の議会証言

アメリカのトランプ大統領がウクライナに不当に圧力をかけたとされる疑惑で、電話首脳会談に参加したホワイトハウスの高官が証言し、大統領の発言内容に懸念を覚え、通報したことを明らかにしました。会談を直接聞いた人物が大統領に不利な証言をしたことで野党側は追及を加速させる構えです。

トランプ大統領が政敵のバイデン前副大統領に不利な情報を得るためにウクライナに圧力をかけたとされる疑惑に関連し、アメリカ議会下院は29日、ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の幹部、ビンドマン・陸軍中佐への非公開の聞き取りを行いました。

ビンドマン中佐は、ことし7月に行われたトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談に参加しており、聞き取りでは電話会談の内容について「外国政府にアメリカ人に関する調査を要求することは適切ではなく、大統領の発言に懸念を覚えた」と証言し、NSCの主任弁護士に通報したことを明らかにしました。

一連の疑惑で、ホワイトハウスの幹部が証言したのは初めてで、電話首脳会談のやり取りを直接聞いた人物が大統領に不利な証言をしたことで政権側にとって痛手になる可能性があります。

野党・民主党が主導権を握る議会下院は、弾劾に向けた手続きに関する決議を週内に行う見通しで、先月、辞任したボルトン大統領補佐官の証言を求めているとも伝えられており、来年の大統領選挙に向けて追及を加速させる構えです。