東アジアサミット 議長声明で北朝鮮に対話を要求の見通し | 親父と息子の口喧嘩

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こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

日本も参加して、地域の安全保障などについて話し合う東アジアサミットで、各国は北朝鮮の非核化をめぐる米朝の協議が停滞する中、最終日に出す議長声明で北朝鮮に対し協議の継続や再開を強く求める見通しです。

東アジアサミットは、ASEAN=東南アジア諸国連合の10か国や日本、アメリカ、中国などが参加して来月上旬、タイのバンコク近郊で開かれます。

NHKが入手した議長声明案によりますと、北朝鮮情勢をめぐり各国は、今月5日スウェーデンで開かれた米朝の実務者協議について「協議の再開を歓迎する。これがさらなる協議につながることを願う」としたうえで「朝鮮半島の平和と安定、非核化に向けてすべての関係者が取り組み、協議を継続、または、再開するよう求める」としています。

さらに声明案は「北朝鮮が示した非核化を完了するという決意と、さらなる核やミサイルの実験を自制するという誓いを実行するよう求める」として、北朝鮮に非核化に向けた行動を強く促しています。

アメリカは今月、米朝の実務者協議を受けて速やかに再協議を目指す考えを示しましたが、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は、国営メディアを通じて経済制裁を緩めないアメリカを名指しで批判し、揺さぶりをかけています。このため議長声明で各国は、北朝鮮に対話の重要性を改めて強く訴えかける見通しです。