トランプ大統領の疑惑 大使が議会の聞き取りに応じず | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

アメリカのトランプ大統領がウクライナに圧力をかけたとされる疑惑で、議会が聞き取りを予定していたヨーロッパ駐在の大使が聞き取りに応じませんでした。民主党は「政権による調査の妨害だ」と反発しており大統領との対立は一層激しくなっています。

トランプ大統領が民主党の有力な大統領候補のバイデン前副大統領に不利な情報を得るため、ウクライナに圧力をかけたとされる疑惑で、議会下院では、EU=ヨーロッパ連合の担当でベルギーに駐在するソンドランド大使が事情を知る立場にあったとして聞き取りを予定していました。

ソンドランド氏は、トランプ大統領に大口の献金をした有力な支援者で、野党側は、EU加盟国ではないウクライナをめぐる案件に関与したいきさつについて問いただす方針でした。

しかし、ソンドランド大使は8日代理人を通じて、国務省から受けた指示に従い、議会の聞き取りには出席しないことを明らかにしました。

これに対し民主党側は「トランプ大統領の不正行為を議会と国民から隠蔽しようとする試みであり弾劾に向けた調査を妨害する行為だ」と反発しており、近く、法的な拘束力のある召喚状を出して、議会での証言を改めて求めることを明らかにしました。

トランプ大統領は、ツイッターで「共和党には発言権が与えられず真実が明らかにならない議会は不公平だ」と、民主党の調査を批判しており、双方の対立は一層激しくなっています。