「若手の登竜門」フランスの指揮者コンクールで日本人優勝 | 親父と息子の口喧嘩

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世界的な指揮者の小澤征爾さんもかつて優勝した若手指揮者の登竜門、フランスの「ブザンソン国際指揮者コンクール」で、青森県出身の32歳の沖澤のどかさんが優勝しました。

ブザンソン国際指揮者コンクールは21日、フランス東部のブザンソンで、日本、フランスそして中国から出場した上位3人による決勝が行われ、青森県出身の32歳の沖澤のどかさんが優勝しました。

また沖澤さんは観客とオーケストラによる投票でも最も優れた指揮者に選ばれました。3番目に指揮台に立った沖澤さんは全身を大きく使って表情豊かにタクトをふり、演奏が終わると観客から大きな拍手が送られました。

沖澤さんは、東京芸術大学やドイツ・ベルリンの音楽大学で指揮を学び、去年の東京国際音楽コンクールでは優勝を果たしました。沖澤さんは、「オーケストラものりがよくてよかったです。まだ実感はありませんが、大きな賞に恥ないように気を引き締めて頑張ります」と喜びを語りました。

2年に1度開催されるブザンソン国際指揮者コンクールは、若手指揮者の登竜門として知られ、世界的な指揮者の小澤征爾さんも1959年に優勝しました。日本人が優勝するのは2011年の垣内悠希さん以来、4大会ぶりで10人目となります。