今月、東京 池袋のホテルで袋やシーツにくるまれた状態で36歳の女性の遺体が見つかった事件で、遺体が発見される1時間ほど前に1人で部屋を出て逃げていた20代の大学生が事件に関わった疑いがあるとして、警視庁が任意で事情を聴いていることが捜査関係者への取材で分かりました。容疑が固まりしだい、殺人などの疑いで逮捕する方針です。
今月12日の午後8時半ごろ、東京 豊島区池袋のホテルの部屋で、江東区の無職、荒木ひろみさん(36)が手足を縛られ、布団の圧縮袋のようなものに入れられたうえ、シーツでくるまれた状態で死亡しているのが見つかりました。
女性は首を圧迫されたことで窒息死した疑いがあり、警視庁が殺人事件として捜査していました。
ホテルや周辺の防犯カメラの捜査を進めたところ、警視庁は、遺体が発見される1時間ほど前に1人でホテルの部屋を出て逃げていた埼玉県内に住む20代の大学生から警視庁が任意で事情を聴いていることが捜査関係者への取材で分かりました。
容疑が固まりしだい、殺人などの疑いで逮捕する方針で、女性との関係や詳しいいきさつについて調べることにしています。