27日午前、沖縄県の尖閣諸島沖で中国海警局の船4隻が2時間近くにわたって日本の領海に侵入し、第11管区海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
海上保安本部によりますと、尖閣諸島の久場島沖で中国海警局の船4隻が27日午前10時すぎから相次いで日本の領海に侵入しました。
4隻は2時間近くにわたって領海内を航行したあと正午ごろまでに領海を出たということです。
4隻は正午現在、久場島の東北東およそ23キロから北東およそ27キロの領海のすぐ外側にある接続水域を航行しているということで、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島沖で中国海警局の船が領海に侵入したのは、今月15日以来でことしに入って21回目です。