記録的な大雨で、土砂崩れによって倒壊した鹿児島県曽於市の住宅付近から、4日午後、この家に住む85歳の女性が遺体で見つかりました。
4日午前7時前、曽於市大隅町坂元で地区の自治会長を務める男性が見回りを行っていたところ、裏山が崩れて住宅が埋まっているのを見つけ、消防に通報しました。
住宅1棟が倒壊し、この家に1人で住む女性と連絡が取れなくなっていたため、警察や消防などが捜索を進めた結果、午後3時前に女性1人が遺体で見つかりました。
市などによりますと、亡くなったのはこの家に住む山下マチエさん(85)で、住宅付近の土砂の中から見つかったということです。
今回の記録的な大雨による鹿児島県内での死者は2人となりました。