京都の死体遺棄事件、市職員は住人男に恐怖心か 生活保護増額など無理難題も | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

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こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

YAHOOニュース(京都新聞)6/14(金) 8:01配信

 

京都府向日市上植野町薮ノ下のアパート「寿荘」の駐車場で11日に粘着テープで巻かれた女性の遺体が見つかり、住人の男(55)と向日市役所職員の男(29)が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、住人の男が「市職員の男に遺体の運び出しを手伝わせた」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。職員は住人の男の日頃の言動に恐怖心を抱いていたとみられ、府警は、事件当日も遺棄に協力するよう指示されていた可能性があるとみて調べている。

また、生活保護費を受給する住人の男の担当ケースワーカーだった職員が事件前、住人の男から怒鳴られたり、保護費の増額など無理難題を言われているとして、「担当替え」を求める意向を職場内で示していたことも、捜査関係者らへの取材で新たに判明した。職員は住人の男の言い付けで買い物をさせられるなどしていた形跡も確認されており、府警は、住人の男と接する中で従属的な立場となり、精神的に追い詰められていた可能性もあるとみている。
 捜査関係者の説明では、遺体は住人の男と同居していた40代の女性とみられ、同容疑者は「殴って死なせた」などと供述しているという。職員に遺体の隠蔽を手伝わせたと説明した上、「もし自分一人が逮捕されていれば、職員の名前を出すつもりはなかった」などと話しているという。
 事件を巡っては、11日午前11時ごろ、近隣住民から「アパート2階の部屋で異臭がする」と110番があり、駆け付けた向日町署員がアパート駐車場で女性の遺体を見つけた。府警は12日未明、死体遺棄の疑いで、遺体の近くにいた2人を逮捕した。
 遺体は職員が今月5日から借りているアパート2階の部屋で、業務用の大型冷蔵庫に入れて隠されていたが、発覚するのを恐れた両容疑者が職員名義の車で運び出そうとしたとみられる。
 京都府警は13日、死体遺棄容疑で2人を送検した。