高度化するペットの医療に対応するため、獣医師を補助する「動物看護師」を国家資格化するための法案が今の国会で成立する見通しとなりました。
動物病院などで獣医師による診察や治療を補助する「動物看護師」は現在、およそ2万人が民間の資格で活動していますが、ペットに高度な医療を求める人が増えており、資質の向上が課題となっています。
これを受けて、超党派の国会議員でつくる議員連盟は「動物看護師」を国家資格化するための法案をまとめました。
法案では「動物看護師」が獣医師の指示を受けてペットの採血や投薬などをできるようにするとしています。
法案は衆議院環境委員長が提案する形で国会に提出することで与野党が合意していて、犬や猫の体にマイクロチップを装着することを販売業者に義務づける法律の改正案とともに、今の国会で成立する見通しです。