線路作業の安全性向上へ装置導入 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

NHK NEWS WEB 05月17日 06時47分

線路の保守点検作業の安全性を向上させようと、JR東日本水戸支社は作業の手順などを疑似体験できる最新のシミュレーターを導入しました。

最新のシミュレーターは、JR東日本水戸支社が線路の保守点検作業に関わる若手社員の訓練などで活用して安全性の向上につなげようと、水戸市の内原設備訓練センターに、先月、導入しました。
このうち防護訓練のための装置は、線路脇で保守点検などの作業を行う人たちが通過する電車から身を守る動作や線路上に障害物を見つけたときに運転士に知らせる方法などを確認することができます。
また、架線工事の手順を確認する装置は、架線に電気が流れていないことを確認したうえで工事に入るといった手順を学ぶことができます。
いずれの装置も、実際に作業で起きた事故の教訓を踏まえて作られていて、設定によって事故が起きたときの状況も体験できるということです。
JR東日本水戸支社の堀込順一設備部長は「シミュレーターでは事故の場面を何度も体験することができるので、こうした設備を使って安全性を高めていきたい」と話していました。