13日夜、佐賀市のJR長崎本線の踏切で高校生の男女2人が普通列車にはねられ死亡しました。警察は列車の運転士の話などから、自殺の可能性が高いとみて詳しい状況を調べています。
13日夜9時ごろ、佐賀市鍋島町にあるJR長崎本線の踏切で、男女2人が下りの普通列車にはねられました。
警察によりますと、男女はいずれも佐賀市に住む県立高校の2年生で、2人とも死亡しました。列車の乗客71人にけがはありませんでした。
警察によりますと、現場は鍋島駅から東に400メートルほど離れた警報機や遮断機のある踏切で、警察の調べに対し、列車の運転士は「遮断機をくぐって2人が中に入ってきたのを見てブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。
警察は自殺の可能性が高いとみて家族から話を聴くなどして詳しい状況を調べています。