8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 産経WEST2017.8.24 08:34更新

 

 脳の神経細胞が死んでいったり、働きが悪くなったりすることで、記憶障害となったり、判断力が低下したりする認知症。根本的な治療法が確立されておらず、膨大な患者のゲノムを人工知能で解析することで、その糸口をつかむことが期待されている。今後、認知症患者は急増し、8年後には高齢者の5人に1人がかかると推計されており、政府は急ピッチで対策を進めている。

 

 厚生労働省によると、認知症は全体の3分の2をアルツハイマー病が占めるとされる。65歳以上の患者は平成24年の時点で約462万人。脳梗塞などが原因で発症することが多い若年性の患者は21年の調査では約3万7800人いたとされる。

 

 政府は32年度末までに、地域での認知症医療の中心的な役割を担う「サポート医」を1万人養成するとともに、当事者や家族を支える市民サポーターを国民の10人に1人に当たる1200万人に増やす目標を掲げている。