インド「襲撃事件はパキスタン軍が計画」対立激化 | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 

 

NHK NEWS WEB 2019年2月19日 21時16分

 

インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で先週、インドの治安部隊が過激派組織に襲撃されて隊員ら40人が死亡した事件について、インド側はパキスタンの軍や情報機関が背後で事件に関わったとして厳しく非難し、両国の対立が激しくなっています。

 

カシミール地方のインド側が実効支配しているジャム・カシミール州では今月14日、インドの治安部隊がパキスタンの過激派組織に襲撃され、隊員ら40人が死亡しました。

 

この事件について19日、インド政府が記者会見を開き、この中で軍の司令官は「事件はパキスタンの軍と情報機関によって計画されたものだ。過激派組織は彼らに操られている」と述べ、パキスタンの軍などが背後で関わっていると厳しく非難しました。

 

これについてパキスタンのカーン首相は19日、テレビ演説を行い、「根拠もなくパキスタンに疑いをかけている。何らかの攻撃を考えているのならば、われわれも報復する」と述べ、関与を否定するとともに、インド側が報復攻撃を行った場合、断固とした対応をとる姿勢を強調しました。

 

ただその一方で、「パキスタンの関与を示す確実な情報があるならば、われわれも調査を行うことを保証する」として、インド側との対話による解決に含みを持たせました。

 

双方が対決姿勢をあらわにする中で軍どうしの偶発的な衝突にまで発展しかねない情勢で、両国の対立は激しさを増しています。