YOMIURI ONLINE 2018年11月29日 20時14分
総務省の有識者会議は２９日、米ＩＴ大手アップルなどから、個人情報保護への取り組みなどについて非公開で聞き取りを行った。総務省によると、アップルは「個人データの収集を最小化している」などと、利用者のプライバシー保護を重視する考えを説明したという。
総務省はアップルに対し、電気通信事業法が定める「通信の秘密」を含む個人情報の取り扱いに対する考えなどを説明するよう求めた。アップルの米国本社の幹部が参加し、利用者のプライバシー保護に関して「産業界自らが課題に取り組むとともに政府の支援も重要だ」と発言したという。
２９日はヤフーや日本テレビ放送網からも聞き取りを行った。総務省は米フェイスブックにも参加を求めたが、文書で回答が示されたとしている。