NHK NEWS WEB 2018年9月22日 13時50分
北米最大規模の日本のアニメーション映画を集めた映画祭が、エンターテインメントの聖地、アメリカ・ロサンゼルスで始まりました。
ロサンゼルスアニメ映画祭は、日本のアニメーション映画の普及などを目的に、JETRO=日本貿易振興機構などが後援して去年から始まりました。
日本のアニメーション映画を集めた映画祭としては北米最大の規模です。
初日の21日は、会場に設置されたレッドカーペットに吹き替えを担当する現地で人気の声優たちが次々と登場し、笑顔で手を振っていました。
3日間の期間中には、日本で大ヒットした「君の名は。」や、ことし4月に亡くなった高畑勲監督への追悼として「火垂るの墓」など、20作品以上が上映される予定で、およそ1800人の来場を見込んでいます。
映画祭の責任者を務めるタイニーさんは「アメリカでも日本のアニメは特別で、繊細さ、技術の高さ、こまやかなストーリー展開などは高く評価されている。こういう機会を通じてファンを世界中に広げていきたい」と話しています。