親父と息子の口喧嘩(オーストリア 中道右派と極右が連立 EUに批判的な政権誕生か) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 親父「新たな政権作りのための交渉が行われているオーストリアで、難民や移民の受け入れに否定的な中道右派の政党と、ナチスの元党員が設立した極右政党が連立政権を組むことで合意し、EU=ヨーロッパ連合に批判的な政権が誕生するとの見方が強まっているそうだ(NHK NEWS WEB12月16日 20時51分) 。」

 

親父「オーストリアでは今年10月に議会選挙が行われ、難民や移民の受け入れの厳格化を求める中道右派の国民党が第一党となり、ナチスの元党員が設立した極右政党・自由党も議席を大きく伸ばして第3党になった。

国民党のクルツ党首は16日、自由党のシュトラッヘ党首とともに記者会見し、両党で連立政権を組むことで合意し、国家元首である大統領に報告して承認を求めたと発表した(同上)。」

 

親父「国民党と自由党は、選挙戦で反イスラムと受け止められる排他的な主張を展開していて、難民や移民の受け入れの分担を求めるEUの政策を強く批判してきた。

地元のメディアは、新たな政権では、難民・移民政策を管轄する内相をはじめ、外相や国防相のポストも自由党が獲得するとの見通しを伝えていて、EUに批判的な政権が誕生するとの見方が強まっているそうだ(同上)。」

 

親父「ヨーロッパの中部と東部では、難民や移民の問題でEUと対立している国が多く、オーストリアがこれらの国と連携することになれば、EUの政策にも影響することになると指摘されているそうだ(同上)。」