親父「スペイン検察当局は30日、カタルーニャ自治州の自治権停止に伴って罷免されたプチデモン州首相に対し、反逆罪容疑で捜査を開始すると発表した。
容疑は、州議会が27日に『独立宣言』を採択したのに伴うものだそうだ。
記者会見した検事総長によると、プチデモン氏は反逆罪や扇動罪のほか、州予算を使って州独立を問う住民投票を行ったとして公金横領罪などの疑いがもたれている。罷免されたほかの州政府高官も捜査対象とされた。反逆罪で有罪になると、最高で禁錮30年の刑罰が科される(産経ニュ-ス2017.10.31 00:05更新)。」
親父「プチデモン氏は28日のテレビ演説で、中央政府による自治権停止と直轄統治を非難し、『民主的な抵抗』を呼びかけた。
演説は『州首相』の肩書きで発表し、罷免を認めない立場を鮮明にした。州副首相を罷免されたジュンケラス氏も29日、地方紙への寄稿で、直轄統治は『州政府の強奪』だとして認めない立場を示していたそうだ(同上)。」
親父「 一方、同州の地方紙バンガルディア(電子版)は30日、プチデモン氏が罷免されたほかの同州政府高官と共にブリュッセルに移動したと報じた。
欧州連合(EU)の本拠地ブリュッセルで、声明を発表する予定だという。中央政府による自治権停止や罷免への抗議を国際的にアピールする狙いとみられるそうだ(同上)。」