親父と息子の口喧嘩(森友学園への国有地売却 背任容疑で告発状) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「学校法人「森友学園」への大阪・豊中市の国有地の売却について、地元の市議会議員や住民が、『近畿財務局が不当に安く売って国に損害を与えた』として、容疑者を特定せず、背任の疑いで大阪地方検察庁に告発状を提出したそうだ(NHK NEWS WEB3月22日 17時37分)。

今日の世間は、籠池氏の証人喚問の話題で持ちきりだろうね。

そこで、一味違えて、我々はこのテ-マで迫ろうよ。」

 

 

息子 「この土地が安く売却された理由は、地下に廃棄物があって、その撤去費用が相当かかると、その分が差し引かれたから、だったよね?

 

その撤去費用の見積もりを行ったのは、大阪航空局だったはずだ。近畿財務局ではない。

それに廃棄物(ゴミ)など、元々この土地には埋まっていない、という元住民の証言もあると聞く。ちょっとこの話はよくわからないな。」

 

親父「とにかく複雑怪奇な問題だな。

国有地払下げと小学校設置認可の両問題が同時進行した異例の事件だな。

ところで、大阪府議会は23日開く本会議で、学校法人森友学園からの小学校の設置認可申請に条件付きで「認可適当」と府に答申した大阪府私学審議会の梶田叡一会長を参考人招致するそうだ(産経新聞 3/22(水) 14:47配信)。

なにしろ、学園側の正式な申請前から府と国がやり取りする異例の経過をたどっているのだから、背景には何かがあることは一目瞭然だよね。」

 

 

息子 「こういう(学校認可と土地取得)場合は、府と国がやり取りするのは、珍しくないのじゃないかな。

 

都道府県へ学校の認可を申請すると『土地は取得しているのか?』と言われ、国へ土地の取得を申請する際には、『学校認可はもらっているのか?』と聞かれるそうだ。

 

つまり、普通は取得・認可が不可能なシステムだ。となると、そこにすり合わせが行われるのは、必至だろうね。

 

親父「大阪府議会は23日の本会議で、府私学審議会の梶田叡一会長の参考人質疑を行ったが、梶田氏は小学校設置を「認可適当」とした判断に至る経緯を「異例」と振り返り、学園側の申請書類などに「前代未聞の虚偽が含まれていた」と強調。審査に関して、学園の籠池氏や政治家からの働きかけはなかったと述べたそうだ(産経新聞 3/23(木) 11:55配信)。

なんだがすっきりしない証言だが、外部からの特別な圧力はなかったという点は信頼できるような気はするな。」

 

親父「今日の籠池氏の証人喚問では、政治家の実名が出てきたな。

籠池氏は、大阪府豊中市の元国有地での小学校建設をめぐり、相談を持ちかけた政治家について、自民党の鴻池祥肇参院議員のほかに、日本維新の会の東徹参院議員(大阪選挙区)、自民党の柳本卓治参院議員、引退した北川一成元国交副大臣の名前を挙げたな(産経ニュ-ス2017.3.23 12:27更新)。

これからも騒ぎが続きそうだな。

だが、大した事件ではないな。

それは今日の証言ではっきりした。

さも一大疑獄でも発生するかのような野党議員の期待は見事に裏切られたな。

つまんない国会中継を見続けて、貴重な時間を浪費してしまった。」

 

 

息子 「確かに。日本のことを考えておらず、ただ政権にキズを付けることを第一として騒いでいるだけの問題だ。

 

法的に問題があるなら、捜査機関がやればよい。もういつ起こるかわからないとまで言われる 『朝鮮有事』に政府と国民が対応できないように、一部の議員が必死であるように見える。

 

この件に関しては、もう無関心でいいのじゃないか?」

 

親父「自民党の竹下亘国対委員長は24日午後、民進党の山井和則国対委員長と会談し、安倍晋三首相夫人の昭恵氏の証人喚問を拒否する考えを伝えたそうだ(時事通信 3/24(金) 15:08配信)。

当然の考えだ。

ファストレディを晒し者にするとは無礼千万な振る舞いだ。

野党の連中もいい加減眼を覚ましたらどうだね。」