親父と息子の口喧嘩(環球時報「国防費の伸び低さに少し遺憾」「10%でも世論は反対しなかった」) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「 前年度実績比7%増となった国防予算について、中国・環球時報は『21世紀以降で最も低い伸び率で、複雑な国際情勢に対する中国政府の冷静さを示すものだ』と論じたそうだ。トランプ米大統領が大幅な国防費増強の意向を示し、同紙は全人代開幕前、昨年に10%を割り込んだ国防予算の伸びを2桁に戻すよう主張していたようだな(産経ニュ-ス2017.3.13 11:00更新)。

 何とも勇ましい限りだな。

お前さんが前に言っていたように、これでは『国防費』ではなく、『軍事侵略費』だな。」

 

 

息子 「完全にカネが無いので、無い袖は振れぬ。ぎりぎり誤魔化しの数字が、他国侵略予算7%増だろうね。

 

そして、共産党が子飼いの新聞へ『人民は侵略費を増やすよう期待しておりますよ』と煽るように指示したのだろう。

 

いわゆるコントだな。いや、京劇か。」

 

親父「同紙の社説は、『情勢が劇的に変化して不確実性が増している』としているらしいが、

これはトランプさんの大軍拡計画への怯えからきた『震え声』なんだろうね。

さらに、『国防費の伸び率が10%に達しても世論は反対しなかっただろう』と言及したそうだが、これは笑えるね。

この国にはたして、官製『世論』以外の『世論』が存在するのかね。

それにしても、2年連続の2桁割れ増が余程悔しかったんだね。

『伸び率がここ数年と比べて低かったことは少し遺憾だ』と不満をにじませつつ、必要なら『より大規模な軍事費支出ができる潜在力』があると強調したんだそうだ。

負け惜しみだけは一人前以上だね。」

 

 

息子 「そうだ。そういった負け惜しみが無ければ、いわゆる『中国』、そして『漢民族』というものすら、虚構だとバレてしまうからだね。

 

大体、出自が嘘だ。なんだか日本では中国数千年の歴史などと大嘘がまかり通っているがね。


ついぞ70年程前にできたのが、今の中華人民共和国だ。その前の『清』は、違う民族の国だ。今の中国とは違う。

 

漢民族についても、隋や唐の時代(これも違う民族の国)に、秦・漢時代の漢民族は絶滅している。

 

まったく違う文化と違う人種の人々によって、今の中国地域が何度も何度も占領されても、なんとか『正統』の皇帝の系譜が繋がっていると、仰天するような嘘を続けていたが、それすらも何度か(西暦317年、現在)途切れている。

 

このたった70年弱の歴史の中華人民共和国の出自すら嘘ばかりだ。毛沢東の八路軍(共産党軍)が日本を追い出した、という都市伝説も、今では笑われるだけの作り話だよね。

 

つまり、彼らの出自が完全に嘘なのだ。そりゃあ負け惜しみも得意だよねぇ。」

 

親父「ところで、中国の王毅外相は8日、全人代の記者会見で、今年は日中国交正常化45周年と同時に、日中戦争突入の契機となった盧溝橋事件80年にも当たると指摘し、『日本には歴史の逆行をたくらむ者もいる。我々は日本と関係改善したいが、日本はまず自らの心の病を治す必要がある』と仰ったそうだ(朝日新聞デジタル 3/8(水) 13:35配信)。

何となんと、過重なお褒めのお言葉を頂いたのだから、早速お返しをしなければね。

 中国は心だけではなく、頭も病んでいる。

歴史を正視しなければならないのは、中国共産党の幹部連中の方だ。

彼らは怯えている。

何故なら、彼らはよく知っているからだ。

中国共産党には、その国を支配する何らの正当性も存在しないことをね。

彼らはコミンテルンの手先となり、国を盗み取っただけだ。

そして、人民の土地を掠め取った。

自由主義経済のおこぼれに与りたかったら、まずそのル-ルに従うんだね。

盗んだ土地を国民へ返せ。土地の私有制を認めろ。」

 

 

息子 「まさにその通り。共産党は、人民から銃で土地を強奪しておいて、何が『人民共和国』だ。

そして現在の共産党地方政府は、その盗んだ土地を一般の企業や人々に売って金を稼いでいる。

 

そうやって人民から資産を収奪しておいて、一方で『人民解放軍』という名の、共産党軍を創設した。これは、中国共産党が支配する『共産党の軍隊』。いわば、党兵だね。

 

共産党と人民が相対せば、人民解放軍がどちらに銃を向けるか、明確だ。天安門事件での人民虐殺の様を世界が目撃したように。

 

親父「お前さんの言うとおり、人民解放軍の本質は中国人民弾圧マシ-ンなんだよ。

決して外征軍ではないし、国防軍ですらない。

国民から血税を巻き上げておいて、それを党の私兵のために惜しげもなく注ぎ込んでいる。

人民解放軍は国を守る軍隊ではなく、党を国民から守る軍隊なんだよ。」