親父「政府は高速増殖炉「もんじゅ」について、今後約10年間は廃炉に向けた解体作業と並行して、高速炉の安全性を高める技術の研究を継続する方針を固めたそうだ(読売新聞 11/29(火) 7:20配信)。
これには、次世代炉の開発に向けて、ノウハウを蓄える狙いがあるんだそうだ。
廃炉作業は約30年後に完了する計画だとのことだ。
なかなかいいアイデアだと思うな。
とにかく、高速炉の安全性を高める技術の研究を継続することによって次世代の研究者の養成ができることになるな。」
親父「お前さんも知ってのとおり、『もんじゅ』は、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使い、高速の中性子で核分裂を起こし、発電しながら消費した以上のプルトニウムを産み出すという高速増殖炉だよね。
この話は前にもしたことがあるな。
この炉は、日本原子力研究開発機構(JAEA)が運営しているのだが、1994年に初めて臨界に達したていながら、1995年にナトリウム漏洩事故を起こしてしまった。
それ以来、運転実績は殆どないという無残な履歴を持つ炉だ。
おまけに、JAEAの管理が杜撰で、2012年に大量の機器点検漏れが発覚している。
だから、2013年5月には原子力規制委員会が事実上の運転禁止命令を出したほどだ。」
息子 「ちょっとこの話はよく理解できていないけども、『もんじゅ』に代わる新しい高速増殖炉を新規で開発するのも並行に行う、ということだろうかね。」
もんじゅに関しての以前の議論
『親父と息子の口喧嘩(<もんじゅ>高速炉開発へ新会議 関係閣僚会議)』
親父「政府は、『もんじゅ』の廃炉を前提にして、新しい高速炉を開発する意向だよ。
その開発の司令塔となる『高速炉開発会議(仮称)』を設置する方針らしいよ。」
息子 「政府としてはかなり強気の姿勢だね。
反対派は相当やかましく騒ぐだろう。
実際は場所の選定であるとか、相当こんなんだろけど、これは絵に描いた餅でよい。ただ、日本国は開発を続けるという姿勢に意味がある。
発電などしなくてもよい。核保有の可能性を暗示しておくだけで、シナに対して抑止力が働く。
つまりこれは、あくまでも日本に攻め込んでくる唯一の国、シナに対してだけのものだね。」
親父「そうだな。お前さんと言うとおりだ。
高速増殖炉は、原爆製造工場だ。
いわゆる兵器級のプルトニュウムが製造できるからだよね。
これを持つことによって、日本は『潜在的核保有国』として世界に認められることになるんだ。
これは中国の最も嫌がることだ。」
息子 「うん。ここで重要なことは、『日本を攻撃してくる輩に対して、日本を護るため』の核保有だということだ。
この辺りをわからない人もいるからね。」
親父「妙な喩えになるが、核兵器こそが究極の平和の守り神なんだよ。
核兵器は絶対に使用できない。
それは、核による報復を招くからだ。
核は最高の自衛兵器であり、かつ、外交上の武器となり得る。
もし、日本が核武装国であれば、世界を飛び回っている安倍さんはもっともっと良い仕事をしたに違いないよ。」
息子 「それは確かだ。
具体的に考えてみると、隣に用心棒を連れている人と交渉するのは至難の業だ。あるいは、武器を携帯している相手としてもよい。
安倍さん以外の他の首脳にはそれが居る。
恐ろしい用心棒を連れた(武器を携帯した)首脳たちと、丸腰で丁々発止のやり取りを続ける現首相は、あっぱれでもある。
ただ、あまりにも不利過ぎる。」
親父「政府は、もんじゅの廃炉に向け、福井県内に研究用原子炉を新設する方向で調整に入ったそうだ(毎日新聞 12/2(金) 8:40配信)。
いいことじゃないか。
日本の未来のために、原子力研究の火を絶やしてはならないからな。」