高配当を約束し出資名目で多額の金を集めたとして、大阪府警は17日、大阪市中央区の投資会社「インベストメント・パートナーズ」会長の渡辺大吾容疑者(37)=東京都世田谷区太子堂1=ら男女4人を出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで逮捕した。渡辺容疑者はラグビーの元23歳以下日本代表選手で、競輪のトップ選手としても活躍した。府警は、渡辺容疑者が自らの経歴を使って信用を得て、約20人から約1億円を集めたとみて余罪を追及する。

 他はイ社代表取締役の向井祐子容疑者(36)=大阪市天王寺区大道2=ら。取締役の男(32)も逮捕状を取って行方を追っている。逮捕容疑は08年5~8月、大津市の男性会社員(35)ら計3人から、元本保証と月5%の配当を約束して計1500万円を集めた、としている。府警生活経済課によると、配当が滞り、昨年春ごろには渡辺容疑者らと連絡がつかなくなったため、被害者らが府警に相談していた。

 渡辺容疑者は天理高、明治大で全国制覇に貢献。卒業後は競輪選手に転身し、当時の最高クラスのS級1班まで昇格、06年1月に引退した。【渋江千春】

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 菅新政権の閣僚人事は、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」を抱える農相ポストがなかなか決まらず、最後まで難航した。

 一方、民主党の役員人事では、小沢一郎・前幹事長が実権を握っていた政策・選挙・カネに絡むポストに「反小沢系」議員を充て、党の「体質」の変化を印象づけた。

  菅氏は手元に17人分の閣僚名簿を用意したが、最後に残った農相ポストが埋まったのは、組閣前日の7日夜になってからだった。山田正彦農林水産副大臣に自ら電話して就任を要請し、山田氏も受け入れた。

 菅氏は農相は当初から交代させるつもりだった。鳩山首相に任命された赤松農相は、口蹄疫対策での初動の遅れを理由に自民党など野党4党が不信任決議案を提出するなど、批判にさらされており、赤松氏自身も「留任はしない」と明言しているためだ。

 しかし、人選は予想外に難航した。野党時代に「次の内閣」の農相などを務めた議員らの名前が、浮かんでは消えた。山田氏の「昇格」案も早くから出ていたが、「赤松氏との共同責任は免れない」という反対意見もあって、調整はぎりぎりまで続いた。

 農相ポストは、口蹄疫対策での「即戦力」が求められるうえ、民主党の目玉政策「農業の戸別所得補償」を実現させる重責も担う。この政策は、2010年度はコメ農家を対象としたモデル事業だったが、11年度からは他の農作物や畜産業、漁業にも対象を広げる予定で、計1・4兆円の財源が必要とされる。党側や農業団体の期待が高まる一方、財源確保は難しく、「板挟み」の立場になるのは避けられそうにない。

 自民党政権で農相が辞任や自殺に追い込まれるケースが続いたこともあり、民主党では「農相ポストは鬼門だ。受ける人がいないのではないか」という声も出ていたが、最後は宮崎県で口蹄疫対策の陣頭指揮を執った山田氏に落ち着いた。(政治部 川嶋三恵子、白石洋一)

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 21日午前の参院本会議で、鳩山由紀夫首相が地球温暖化対策基本法案の答弁に立った際、野党議員とみられる女性の大声で「ルーピー」とヤジを飛ばされる場面があった。

 「ルーピー」とは、米紙ワシントン・ポストが4月に首相を酷評する際に使用した言葉で、「愚か」「気が変な」などと訳される。首相をルーピーと書いた同紙記者は「現実と変に遊離した」という意味だと解説している。

 すでに、首相夫妻をモデルにしたルーピーTシャツなども発売されており、今回、とうとう国会のヤジでも登場した。国会では、普段からさまざまなヤジが飛び交うが、ルーピーは前代未聞だ。さすがに与党議員からは「失礼だ」との声が出ていた。

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