薪能-平安神宮 の続きです。
次の演目『二人静』
静御前の霊に取り憑かれた 菜摘の女が舞ううちに
静御前の霊体が現れ出ます。
現世と幽界の狭間にいるような二人が
同じ衣装 所作で舞う様に
生死を超えた 愛と哀しみが伝わって来ました。
光や所作によって 色々な表情に観える面
まさに 生きているよう。

火入れ式の後 いつの間にか
すっかり暗くなった空に
笛や鼓 謡の音霊が響き
懐かしい匂いとともに 篝火からの白煙が立ち上り
火の粉と灰が うっすらと空を覆い月明かりに きらきらと輝く様は
時空を超えた 幽玄の世界

土 風 樹々や空と
人が練り上げた芸術が 共鳴し合っていました。
こんなに美しい星で
私も 炎や小さな灰と同じ
宇宙に臨在としてあるならば
この命の瞬間を 慈しんでいたいと感じるのです。
どのような自分であっても。。。

涼しい風の中 お月さまに見守られながら歩き
お蕎麦屋さんの 美味しいお丼に
ほっこりと癒されて 帰ったのでした。

ありがとうございます 
全てを ありのままに受け入れていられますように。。。