母から譲り受けた 白い紬。
うっすらと 母がこの着物を着ていた記憶があるのです。

お仕立て替えのとき 洗いに出したのですが
脇の辺りに広範囲についていた 茶色い染みは
「血液性のもので 相当な年月を経ているので取れない」
とのことでした。

脇の辺りの「血液性のシミ」、、、おっぱいだったのです。

大好きな白紬なので 何とか着たいと思って
染め替えをすることにしました。
茶色の部分が目立たなくなるように
引き染めで 全体に薄いクリーム色をかけて足りない おはしょり分には
別生地を足して お仕立てをしていただいて
半世紀以上前の着物が 新たに蘇ってくれました。

青い織り柄は 渦巻き模様。
ある友人曰く バカボン柄 と。なるほど~

この着物を纏うとき
赤ちゃんの私を抱いて おっぱいをしてくれた母を想い
ありがとう と感謝の気持ちが湧いてきます。数十年を経て 蘇ってくれた白い紬
大好きな お着物になりました。


ありがとうございます 
