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アメリカのテキサス州が今回の大統領選挙では州によって選挙を進めるプロセスに憲法違反があったとして、

ジョージア

ミシガン

ペンシルベニア

ウィスコンシン

の4つの州を連邦最高裁に訴えました。

 

 

訴えられた州で大統領選挙の集計等に不正行為があったという指摘ではなく、テキサス州は郵便投票の本人確認を緩くするルール等を州が決める選挙のプロセスに憲法違反があり、そうした州の選挙結果が憲法違反を行っていない州の選挙結果に影響を及ぼすのは不平等になるという論理で4つの州を訴えたわけです。

 

テキサス州は、人口が2500万人超

経済規模でもテキサス州を単独国家として当てはめると

GDPが世界で6~7位になるほどのスケールがある州です。

元々はメキシコに属していた地域で、メキシコから独立を勝ち取り、その後アメリカ合衆国の連邦に加わったという歴史的に独立心も旺盛な経緯を持っています。

 

テキサス州が連邦最高裁に4つの州を訴えた後、アメリカ国内の21の州がテキサス州同様にこれら4州を訴えるか、テキサス州に賛同するという姿勢を発表しました。

逆に、民主党が支配する他のアメリカの州の多くはテキサス州の訴えを強く批判してまとまっています

 

結果は皆さんご存じの方も多いと思いますが、

連邦最高裁は審議に入る前に、テキサス州の訴えを棄却してしまいました。

理由として、テキサス州は原告としての立場を証明できていない、すなわち不平等という主張の根拠が薄いということだと私は解釈しています。

 

 

 

テキサス州は最高裁の訴えを棄却するという結果に対して、猛反発しているようですし、他のテキサスに賛同した州も同様のようです。

 

しかし、アメリカのマスメディアは「これでトランプ陣営の訴訟で出来る手段は無くなった」という主旨を報じていて、日本のマスコミも同様です。

 

 

 

アメリカ連邦最高裁の今回テキサス州の訴えを棄却した背景には、最高裁判事が

「今回のアメリカ大統領選挙には関わりたくない、自分たちが白黒つけたくない」

という気持ちが強かったという面があったのだと私は考えています。

 

私の考え通りだとすると、その他に動いているトランプ陣営の訴訟も最終的には最高裁に上告されることになりますので、トランプ陣営が勝利できる可能性は今後低くなるということになります。

 

しかし、日本でトランプ大統領を支持するYouTubeを見ておりますと、今回のテキサス州の行動はアメリカ社会に大きな衝撃を与えたようです。

 

確かにトランプ陣営がいくら正当性を主張しても、民主党を支持する人たちにとってトランプは「敵」なわけですからインパクトは低いのです。

しかし今回は、テキサス州という大きな州が4つの州を最高裁に訴えてアメリカの約半分の州がテキサス州を支持し、他の多くの州が「反テキサス州」の姿勢を明確にしたのですから、アメリカという国家が完全に二分されたという程の大きなものだったわけです。

 

あるYouTubeでは「民主党支持の私のアメリカ人の友人が今回のテキサス州の行動をどう報じているのだ?」という連絡があったとおっしゃっていました。

 

今回のテキサス州の最高裁への提訴とその結果を見て、私は通常の訴訟制度ではトランプ陣営は今後も逆転は難しいだろうという意見を持つように変わっています。

 

そうなると軍事弁護士の資格を持つパウエル弁護士を通じた軍事法廷しか手段が無くなったのではないかと私は思ってます。