それは化粧やファッションから、推測出来る。
最近ならば、コスプレや整形手術も変身願望の表れで一番分かり易い例だろう。
そもそも化粧とは、儀式や祭りの為に施されたものだ。精霊等の姿を模したものもある。現代は儀礼的な意味合いは薄れ、普段着感覚で化粧をする事が多い。そう、昔のように特別な時にするものではなくなったのだ。私も女だから、化粧をする時もある。今は娘が幼いから、普段は日焼け止めとリップを塗る程度だ。
ここで私が懸念している事は、化粧等をする事で、本当の自分から目を背けている人が多くなったのではないか?
自分を美しく見せたい
女性なら、誰もが思う当たり前な事だ。その為に技術を磨くのは、良い事だと思う。
しかし、化粧や整形のみで、心を美しくする事は出来ない。
化粧や整形は、自分を引き立てる手段でしかないのだ。
料理でも同じだが、食材という主役を引き立てる為に、調味料がある。調味料が主役になっては、調和が乱れるばかりか、食材を殺しかねない。
化粧や整形で、自分の良さを台無しにしている人も見受けられる。こんなに厚い化粧をしなくても、チャーミングな女性もいる。
化粧や整形が悪いのではなく、やり方を間違えているのだ。
私も、自分の顔や体で気にくわない所はある。だけど、気にしたら切りが無い。妥協するしかないのだ。
トップモデルだって、美人ばかりではない。彼女達は、素材という名の自分の良さを引き立てる為に努力しているのだ。
不平不満や望むばかりでは、美しくなるどころか、心が醜くなるだけである。
自分の素顔に、本当の美しさは表れる。
家を作るには、土台が大切だ。それは、化粧でも同じ事が言える。
自分の良さを認める努力が出来ない人は、やはり顔に表れている。美しくないのだ。顔の作りが美しい人だって、表情ブスな人はいる。例えば料理を食べても、いつも文句ばかり言って、美味しそうに食べられない人がいる。そういう人を見て、美しいと感じるだろうか?気持ちが良いだろうか?私はそう思わない。
美しい顔の人だって、醜い心を持てば、顔も醜く歪む。かつての自分が、そうだった。
化粧や整形で、理想の自分になる為に努力するのは結構だ。
しかし、内面も磨かないと、本当の美しさは磨かれない。
どうして化粧や整形をするのか?
皆さんも、一度考えて欲しい。

