怪しい夫 日が暮れるのが早くなり、 2人で薄暗い公園を歩いて家路についていたときのこと。 前から自転車に乗って来る少年がいる。 手元はジャンパーの胸元をもぞもぞしている。 「ああいうふうに自転車乗って手をもぞもそしてると すれ違うとき怖いよね~」 「全然。」 「かえってオレ一人で歩いてたら、相手のほうが怖いと思うよ。 突然ナイフとか出しそうだもんね~ 」 夫は髪が長い。 しかも、どうみても怪しい服装が好きである。 ・・・分かってるならどうにかすれば?