★★まだ最終回見てない方は見ないでね。ネタバレいっぱいだから★★



M1をオンタイムで見て、それから「海に眠るダイヤモンド」を見ようと思ったら、

ええーーー???

録画できてないですとーーー???


年末の録画をガンガン入れてたらなにかミスがあったらしく、録画できてない(泣)


その日は大人しく寝て

翌朝Tverで見ました。

世の中便利になったもんだよ。


M1の流れで見なくてよかった…。

あまりにも内容濃くて、朝見たことでドラマだけに集中できて、より深く入り込めました。


とにかく号泣。

全ての伏線が見事に回収されて、最後にレオと鉄平は似てない、本人と会えないのはもちろんのこと、ギアマンも見れない。

全ては過去のダイヤモンドのような思い出となる。


コスモス畑の向こうに見える端島。

ここで鉄平は朝子の幸せを願っていたんだね。


泣かずにいられましょうか?



細かい年代や数字、間違えてたらごめんなさい。

鉄平がリナと端島を出たのが1965年

で、2018年にレオと朝子2人が鉄平が住んでいた家に行き、ここには10年くらい住んで7年前に亡くなったと知る。

てことは、鉄平は2000年くらいにこの端島を臨むこの家を買った。

35年間も全国転々としていたわけね。

多分、逃亡生活は25年くらいで、最後の10年くらいは平穏に暮らせたから

「もう大丈夫」って長崎に戻ってきたのかな。


そして

2011年くらいに亡くなったのね。


鉄平は35年間ずっと大事に持ち歩いていたギアマンを端島に持って行った。

端島が世界遺産になる前に。


端島が2012年に世界遺産に登録されたので、その前ってことだから、多分ね、自分の命もそう長くないと感じて、朝子との新しい生活をキラキラと明るく彩るべく作りあげたギアマンを

「朝子と一緒に住むはずだった最上階の部屋」に持っていったんだと思うと、もう絶叫したくなる。


私は個人的に

最後にもう一度年寄の2人が出会うというシーンは見たくなかったし、

最後にやっとギアマンが朝子の手に渡るという安易なこともなくて、素晴らしいエンディングだと思いました。


妄想空想願望とはいえ、鉄平が朝子にギアマン渡してプロポーズ、それだけで端島に関わった全ての人が救われた気がします。

私もその中の一人。


端島、石炭、そこに生きる人々、全てが優しく切なく残酷で、魂揺さぶられる美しいドラマでした。


でも、でも、でも

敢えてどうしても言いたいことがあるの。


あのヤクザたち、しょぼすぎん?

あんな砂かけたくらいでひるみすぎじゃない?

鉄平、カゴの蓋開けて誠取り上げている間、かなり時間あったよ?

何人もいたのになにしてんの?

そして誠抱っこしてる鉄平を追いかけられないってどういうこと?


その後も、複数人で探しに来て、見つけたのに走って逃げられるとかさ。


最後に賢将と会った時には顔にアザができてたけど、あれ一発二発ではない殴られ方よね?

それくらい至近距離にいたならさ、赤ちゃんを躊躇なく刺せるくらい残虐な人達なら、鉄平殴ってる間にすぐに殺せたじゃん?

胸ぐら掴まれて殴られてるのを振り払って逃げられる鉄平の身体能力の高さって?


それを35年間続けてたってこと?

もうそれはもはやルパンと銭形…。


んでもってさ、新聞にくるんだだけのギアマン、かなりブンブン振り回してたけど…。



いや、そんな無粋なことは言うもんじゃない。


 もともと遺跡や遺構大好きなので

「軍艦島」もめちゃくちゃ興味あったんです。


「軍艦島」ではなくて、生きていた「端島」の生活や独特の世界や文化、社会システムなどを丁寧に鮮やかに再現してくださり、そこがリアルだったからこそ、ストーリーもリアルに感じて深く感情移入できて、こんなにも感動できたんだと思います。

同じ日に2回(1回目はTver、2回目はU-Next)見て、目パンパンです。


あと個人的にレオがツアーガイドという仕事に就いたことは「へーー」と思いました。

多分、国内添乗から始めて、いつかは海外添乗もしたいと思ってる感じでしたね。

その地について学んで説明して、人と人を繋いでいく。

もともとホストって人の心を掴む職業で、やり方は間違っていたかもしれないけどその中で闘ってきたレオだし、そこに鉄平の外勤魂が加わったら人気ガイドになれると思う。(しかもイケメン)

(国内添乗でそんなに大きいスーツケースいらないけどね…)


私も頑張るね。


素晴らしいドラマをありがとうございました。


今、kingGnuの「ねっこ」を聞くと、私の涙腺は自動的に緩むシステムとなっております。