今回お世話になった本八合目の胸突江戸屋

今回のツアーは「八合目指定プラン」
白雲荘 (3200m)
元祖室 (3250m)
富士山ホテル (3400m)
胸突江戸屋 (3400m)
の中のどれかに泊まることになっていました。

こちらが吉田ルートの山小屋地図です。
右上が六合目で左下が山頂。

ツアー指定の4館は八合目でも上の方にあります。
そして、胸突江戸屋は八合目というより、さらに上の本八合目にあるんです。

なので、山頂により近いため、翌日もゆっくり出発できますし(と言っても01:30起床 02:00出発) 体力的にもラクです。

前回の記事に書きましたが、

五合目~六合目 50分
六合目~七合目 60分
七合目~八合目 90分(ほぼ岩登り)
八合目~本八合目 60分

という時間配分なんですよ。

だから、八合目と言っても下の方だと、朝というか深夜から1時間プラスで歩かないといけない。

さらに言うと、八合目指定プランじゃない場合は、七合目に泊まることになるわよね。

そしたら、初日は五合目~七合目中ほどまでだとしたら歩く時間130分くらい。
で、仮眠とって翌日は24時前くらいに出発。深夜の岩登りからスタートして、ずーーっと真っ暗な中歩くから時間もかかるだろうし山頂まで150分くらい。

え?翌日の方が歩く時間長いじゃん!
更に下山もするんだよ?

七合目宿泊は2泊3日からいいけど、1泊なら無いなーーー。

とにかく、なるべく上の方の山小屋がいいです!

胸突江戸屋、さらに良いところが、登山道と下山道の交差点にあるため、荷物預かってくれるのよ。
そのため身軽で山頂に行けるのもすごーく良い。

本当にラッキーでした。



夜ご飯 カレーとハンバーグ
美味しかった

夜ご飯のときに朝ごはんのお弁当も配られます。
(写真撮り忘れたけど、ご飯と小さい鮭と近い卵焼きとって感じでした。)

寝るところはカプセルホテル風

隣とはカーテンで仕切られているので、着替えもできますし、落ち着く空間です。
中にマットが敷いてあって、寝袋と枕が置いてあります。

ここに入ったらまず、ヘッドライトを出しておきましょう。
消灯してからだとヘッドライト探せません。
仮眠後、起きたらすぐにヘッドライト使えるように準備しておきましょう。


隣の別のガイドさんの説明が聞こえたのですが、
「少しでも酸素吸いやすいよう、頭は通路側にしましょう。」
「少し荷物背中下にして心臓高くしましょう。横向くなら左が上になる方がいいです。」
とのこと。

ウチのガイドさん、ベテランでめっちゃ励ましてくれますけど、そういう細かいことは教えてくれないんです。


トイレは宿泊者は毎回100円
(外来利用は200円)


満月の前夜で月が明るくて、星はあんまり見えませんでした。

ずーーーっと奥に東京の夜景が見えます。

見にくいですが、奥に光ってるのはスカイツリーです。

寝る場所も雑魚寝じゃないし
清潔感ありますし
ご飯も美味しかったし、
本八合目だし
荷物も預かってくれる

他の山小屋は知らないので比べられませんが、胸突江戸屋超絶オススメです。

追加料金払って「胸突江戸屋指定」にする価値も十分あると思います。