おーぷにんぐ

 

皆さんごきげんいかがだろうか

 

この時期になると花粉とかいうヤバめな粉末から無差別爆撃を受けるため、そろそろ杉を告訴つもりでいる。鼻孔の平和は私が守ってみせる。

 

前回の記事では当ブログの永遠のライバルチーム『TeamGRACE』からの猛攻を凌ぎ、見事撃退に成功。なんかラオシャンロンみたいね。撃龍槍外した奴全員有罪な。

 

 

◆前回の記事

 

その激闘の中で私の技術、そして愛機とのシンクロ率が一段と高まり、なんか今ならみんなのトラウマ『エヴァシリーズ』も一人で全滅させられるんじゃないかなって思ってる。

 

 

この揺るぎない自信が思い込みじゃないってことを自ら証明してみせる。

 

血に飢えた私は強敵を求め、猛者集う危険地帯へと足を踏み入れるのであった。

 

  いざ赴かん、決戦の地へ

 

そんなワケでやって来たのは栃木県那須町。おすすめスポットはと問われると、『卯三郎』『SHOZO CAFE』『チーズガーデン』を挙げたい。特にSHOZO CAFEのスコーンは絶品。からあげくらい美味い。

 

高級感のあるグランピング施設、品揃え抜群のアウトレット、絶品スイーツを楽しめる場所が集まるオシャレな那須だが、私が訪れた場所は・・・

 

 

 

 

 

!!?!?!?!

 

 

圧倒的コンクリート

 

そんなワケで、つくるまサーキットにやってきました。

 

私は生涯栃木県民を誓っているが、実はこのコースは童貞。道路幅やエスケープが広く見えるが、土手や土嚢といった破壊力抜群のトラップも散見。マジックシリンダーよりずっと凶悪。

 

直前に洗車とコーティングを施してピカピカな私の愛機。眩い輝きを放つその様は、本日の勝敗を既に物語っているかのよう。イニDみたいなオーラ見えない?見えたら眼科行け。

 

 

さて、肝心の対戦相手は・・・

 

 

 

私が所属するチーム【益山板金】のリーダー、世界のマスーこと益山航選手。私のドリフト人生の起源にして頂点。意外と知られていないが、実は同じ大学・学科の友達である。97へぇ(金の脳獲得)

 

 

言うまでもないが、彼はFormula Drift Japanシリーズ(FDJ)で幾度もWINNERを経験し、さらには本国のUSAシリーズでも大活躍している正真正銘のプロドライバー。やばい(やばい)

 

 

5レベのコラッタで75レベのカイリューに挑むレベルで無謀。真っ向勝負ではとてもお話にならない事は百も承知。

 

そんな最強のラスボスも、何やらマニが崩壊寸前との事前情報を入手。一矢報いるならば本来のパワーが出ていない今が好機。さらには私と180sxの調子も抜群ということで、たまにはチーム員の面倒臭さも思い知らせてやろう。

 

 

  益山をやっつけてみた

 

前置きはこの辺にしておこう。

 

これまで散々ボコボコにされてきた鬱憤を晴らすかのように、コースインして即座に彼の背後を獲るその様はソリッドスネークそのもの。ノーキルノーアラートという女々しい選択肢は無い。

 

 

生か死か。

 

漢ならば正面からの殴り合い一択。

 

アドレナリンをコントロールし、相手の一瞬の隙を突くのだ。

 

勝利を手繰り寄せろ。自分自身のその手で。

 

 

 

 

 

 

益山さん

調子こいてすみませんでした。

 

 

サイドに刻まれた無数のブラックマークは、後追いで腹を刺された傷跡。これが等間隔+塗装に到達していない辺りを見るに、当て方を完全にコントロールしていることが分かる。余裕が伺えて尚更むかつく。

 

しかし、一体全体何が起きたのだろうか。

 

今回はGoProを車外に装着して撮影をしてきたから、画像と共に紐解いて行こう。

 

 

 

【先行:益山 後追い:ちんとし】

 

益山のタイヤが完全に終わっていることを見切り、先に私の方から仕掛けさせてもらう。あくまでもスマートに勝つ。それが大人の勝ち方だ。このコースで最も減速するコーナー・・・

 

 

そこだ!

 

(♫:Chemical Love)

 

アウトゾーンを旋回する彼の懐にインカット気味で飛び込む。インチョロなうえ100%タイヤのアドバンテージに依存した反則戦法だが、静止画ならばバレやしない!ワイの勝ちや!!(ゴミカス)

 

 

 

 

【先行:ちんとし 後追い:益山】

 

しかしながら、後追いが終わったならば息つく暇もなく先行のターン。余韻に浸っている時間などない。直後、鼓膜に轟く不吉なゲート音。

 

そこからはもう一方的な猛攻。最も車速が乗る1コーナーでここまで捕捉されると、レインボーロードよろしくショートカットする以外に逃れる方法が無い。今から入れる保険はありますか?

 

 

どんなに浅角で、どんなにインカット気味で走ってもラインをトレースされて離せない。彼はトラクションの掛け方がレベチで、どのタイミングでも刺せる姿勢。もしもし警察ですか?煽られてます助けて!

 

 

車速が乗った状態から旋回区間への進入では、コースアウトしないようフットやサイドで姿勢を作るが、プロ相手に余計な減速は厳禁。もうこうなっては格好の餌食。

 

 

益山『美味しいヤミー感謝感謝』

 

 

ハッピースマイル❤(バキグシャッ)

 

 

毎周コレ。しまいには『全コーナーで腹に入るチャレンジ』が勝手に彼の中で開催され、その光景は完全にシティトライアルでハイドラから逃げるカービィ。ミニゲームでポイントストライクが出ない限り負け確定。

 

 

これがプロに喧嘩を売った末路。『これはセミナーだ』と言わんばかりにチームリーダーがリーダである所以を、嫌と言うほど理解させられた1日でした。プロってすげぇ。

 

※仕様変更するからぶつけてもいいよと事前に伝えてあります。日頃の行いがいい方には絶対に当ててきませんが、私の友人と伝えるともれなくシバかれるので要注意。

 

  ラーマンさん!益山君にいじめられました!!

 

益山のマシンは手負いの状態にも関わらず、それはそれはグッチャグチャにされたので、腹いせに彼の上司にあたるBUY NOW JAPAN代表のラーマンさんにチクっちゃお。

 

と思いきや、何やら悲しげな雰囲気を醸し出し、辺り一帯を悲愴に染め上げている。私も込み上げてくる涙を堪えて理由を尋ねると、どうやらミッションブローとのこと。すずめの戸締りより泣いた。

 

 

笑顔を取り戻していただくため紹介をさせてもらうと、ラーマンさんは現在FDJ直下のカテゴリであるFDJ2に参戦しており、とにかく大胆で思い切りの良い爆発的なドリフトで観客を大いに盛り上げる人気選手。

 

 

大会はシビアな世界でピリついている場面も多いが、ラーマンさんは距離が近く交流しやすい上にファンサが神なので、下記の応援団に入団するとドリフト観戦が今の8億倍楽しくなるよ(俺調べ)

 

 

次に一緒に走って下さる方を探していると・・・なななんと、有名YouTuberのガレドリ改さんが当ブログに降臨。もはやドリフト界隈のHIKAKINと言っても過言ではない。

 

 

チャンネル登録者15万人越えの有名人がなぜこんなやつと・・・と思うだろうが、実は益山のFDJをお手伝いしていた期間に交流があったので、毎度ながら私の固有スキル”図々しさ”を発動して出演をお願いした次第。

 

 

ピットで語るよりも走りで語り合った方が距離が縮まって恋が始まる予感がしたため、いざコースイン。

 

ガレドリさんの進入は優雅で、とにかく滑空時間が長い。カップラーメンは余裕で作れる。いや作れた。

 
 
これは安全マージンの確保だそうで、アクセルオンでインに切り込めるし、伸ばしてアウトを攻めることも出来るし、碓氷のシルエイティが先行でスピンしても余裕で避けられるだろう。
 
コース幅をめいっぱい使い、深いアングルのまま豪快アクセルで煙もモクモク。車種の影響もあるだろうが、踏んでる時間が長いため車体が超安定。朝青龍の張り手を食らっても微動だにしないだろう。
 
 
一緒に走って下さりありがとうございました!
今度ご都合が良い時にお店に遊びに行ってもいいですか?(隙あらば図々しい)
 
 

そんなガレドリ改さんのご子息、ガレドリ改Jr.さんにも遊んでもらったよ。メイウェザーJrと千原Jrに次ぐ世界3大Jrの1人と絡んで走れるなど、当ブログが文学賞を授与されるレベルで光栄。

 

 

やはり先生が良いためか、余裕を感じる滑らかな走らせ方に惚れ惚れ。先行って逃げるためにラインが小さくなりがちだが、後追いのスペースを残して下さるフェアプレイ。心が痛い(インチョロ常習犯)

 

 

噂のインチョロ走法で近づいても全く乱れない所も22歳とは思えない。私なら大泣きしてお母さんに言いつけている所だが、免許を取得してからずっと走っていると聞いて納得。(ドリフト歴同じですね照)

 

 

動画で見ていた方々と一緒に走るって新鮮で超楽しいね。次回はエビスの祭りなんかでご一緒させてください!

 

  えんでぃんぐ

 

前半はアドレナリン全開のバッチバチバトル、後半は参加者の皆さんとワイワイ楽しんで走れて、ドリフトの魅力を様々な形で満喫できた最高の1日でした。

 

今年のBUY NOW JAPAN走行会は休日開催で、比較的安価で死ぬほど走れる超高コスパが特徴。さらにはこんな風に写真撮影もしていただけて気分は王。

 

 

フリー枠とは別に初心者枠もしっかり設けられているため、『ラーマンさんやガレドリさんに会ってみたい・・・(ドキドキ)』というビギナーさんにも超オススメです。

 

参加の申し込みは下記リンク先よりブチ込もう。

 

 

取り敢えず私は3月末の痛車天国に向けて車を直します。何か面白い事が起きそうな予感・・・告知をお楽しみに!

 

おしまい