おーぷにんぐ

 

みなさんごきげんいかがだろうか

 

連休を明けた2023年の日本はとうとう本気を出し始めて冬っぽいことし始めたけど、体調にお変わりはないだろうか。ホットドリンク調合しろ。

 

さて今回の記事は、1月14日に日光サーキットにて開催された『RIOTS走 2nd』に参加してきたイベントレポートだよ。私の世代は2ndってワードだけでワクワクするよね。ヨイヨーイ。

 

 

PSP買い直してみんなで2ndやろうぜ。集会所6で。

 

 

今年に入って初めてのドリフトということで、ウォームアップがてらまったりと楽しもう・・・そんな切なる想いは届かず、血で血を洗う激戦が待ち受けていることを、この時の私は知る由もなかった・・・

 

  忍び寄る気配

 

この日の日光サーキットは天気にも恵まれ、暖かい太陽に冷たい冬風、人間にもクルマにも優しい超絶モータースポーツ日和。全国民モータースポーツいますぐしろ。

 

 

主催のinComさんはスポーツ走行に興味がある若者に、積極的に走る機会を与えてくれる頼れる兄貴だ。身内が多くとも走行ルールを厳しく指導し、黄旗を無視しようものならこの通り。ビグザムのような巨躯で一捻り。南無。

 

 

さて、私の走行枠まで時間があるので、この清々しい陽気の中で会場を少し見て回ろうね。たまにはブロガーっぽいことしよ。

 

主催が痛車乗りということもあり、集まった車の過半数は痛車。いつもバケモノのようなドリ車が集うこの地に、このような可愛い痛車がズラリ。車種も豊富で、気軽に参加できるのもこの走行会の魅力だ。

 

 

私の心に刺さる可愛さだが、キャラクターが分からない己の無知を恥じたい。ボディカラーにより白い肌と髪が鮮明に映り、派手すぎないクールなバイナルによる一体感。好き(直球)

 

 

日光のようなショートコースはライトウェイトが強い!そう物語るスターレット。その攻撃的な外装は、既製品エアロを自作で改造しているとのこと。DIREZZAのロゴも相まってつよさ200。ほぼギラファ。

 

 

車内を覗かせていただくと、今にも車が爆散寸前危機が訪れる。1枚板のカーボンで実現するために、希少グレードの手巻きドアを移植したそう。レーシーだしオタク心も満たしてくれるこのアイデアは天才の所業。超真似したい。

 

 

一方のドリフト枠も激アツで、こちらのワンビアは旧ザクのような無骨さで周囲を圧倒。前後の純正バンパーが物理的接触も厭わないと物語っており、超武闘派なオーラがビンビン。ぶつかり稽古上等。押忍。

 

 

リアを大幅にカットしており剛性の低下が懸念されるも、オーナー様は『よくわからない笑』とのこと。しかし一度コースに出ればバチバチの追走や壁寄せを披露してくる辺り、ドライバーは恐らくニュータイプだろう。

 

 

さらには意外な人物も発見。栃木のドリフトチーム【Gakeka☆Doteka】の隊長くろさわクンは、この後に控えていた関東オールスターの団体戦の練習に来ているとか。会う度デカくなる不思議な現象は、日光七不思議の1つである。

 

 

今回は車高調からナックルに至るまで、足回りを大幅アップデートを施したとのこと。昨今の関東オールスターは茨城一強の時代、栃木の平和は彼らに託されたと言っても過言ではない。幸あれ。

 

 

 

こんな感じでエントリーしているマシンもドライバーも、個性爆発で散策が超楽しいね。時間も忘れて取材をしていたせいか、走行時間までもう間もなく。

 

暖気して走行準備しなきゃ。トルクとエアはおっけい。ヘルメとグロー

 

 

!!???!?!

 

 

 

突如としてぽかぽか陽気がもたらす平穏は崩れ去り、眼前に広がるは目を覆いたくなるような修羅場。戦慄迷宮より戦慄

 

そう、彼らは当ブログを根絶やしにしようと目論む極悪チーム【GRACE】の面々。当然ながら今年も彼らとの激しい攻防戦が予想され、その初戦がこの日光サーキットで始まろうとしている。

 

戦の狼煙を上げろ。今こそ彼らに立ち向かう時。当ブログの平穏を取り戻す為に。

 

  じゃあそこ試合決定で

 

いわずもがな、当ブログと【GRACE】は長年ライバル関係にあり、過去にはこのような凄惨な仕打ちを受けたことは末代まで受け継がれるだろう(大会で惨敗)

 

 

しかしながら日光サーキットは私の地元。アドバンテージは確実に私にあるため、この機を逃す他ない。今こそ正義の鉄槌を下し、長年の呪縛から解き放たれる時だ。

 

まず先鋒は勢いに乗って急成長著しい若手、えんどうが勝負を仕掛けてきた!

 

 

彼のS15は2.0Lの純正ブーストアップという仕様に対して、私のマシンは2.1LのT518。タイヤは同じスパスポ。

 

ペンギンソルジャー千年原人くらいの戦力差が生じている今ならば、勝機は十分にある。いや、勝たなきゃマズい。

 

【最終立ち上がり】

マジかよはええ。日光は1コーナーの飛び込みが審査の99割を占めているため、最終コーナーの処理が重要ポイントにして難所。絶対ダッシュキノコ使っただろ。赤コウラぶつけんぞ。

 

 

【審査席前】

振出しチキったせいでラインもインチョロだが、それでいい。多分後続車のラインまで見てない。バレなきゃこのままイケる。追走すると無駄にサイド引く癖を直したい@2023

 

 

【6コーナー】

S字を通過してから離されずに着いていけたのは言うまでもなくパワーのおかげ。結構距離詰まってる!って感覚だったのに、改めて見ると8008台分くらい空いてる現象に涙。コーナーポールつけよ

 

 

何はともあれ、勝敗で言えば私に軍配が上がるのではないだろうか。さぁ悔しがれ。敗北の味をしかと堪能するがいい。

 

 

キーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

 

 

 

やっとの思いで尖兵を打ち倒すと、とうとう目の前に因縁の相手、悪童ゆーたが姿を現す。

 

 

彼のメインカーは大型アップデート中ということもあり、KENDAを履いた純正タービン仕様のS15(借り物)で勝負を仕掛けてきた。

 

こちらも今ならばコッコルピア超竜ヴァジュラくらいの圧倒的な戦力差があるため、一矢報いるにはまたとない機会。一生に一度の勝機。ここで仕掛けなきゃ男が廃る(手遅れ)

 

バックストレートで煽り合いする様はほぼBreakingDownのオーディション。D1Lightsライセンス持ちのひな壇ドライバーにも構わず追走を挑む姿勢が重要。この時点で気圧されてはならない。

 

 

【最終立ち上がり】

日光というコースの特性上、最もパワー差が顕著に表れる区間ということでテールトゥノーズ状態。気分は4ローターツインターボ1200馬力。ワイルドスピード最新作

 

 

【審査席前】

さすがにここは刺させてもらおう。パワー差さえ公表しなければ、強敵相手に肉薄しているように見えるね。今から上の文章全部消してこようかな。

 

 

【6コーナー】

後のゆーたの証言では、『ヘルメ越しにニヤついてるのが見えてキモかった』そうだ。一つ確実に言えることは、2023年で一番気持ち良かった。来年もよろしくお願いします。

 

 

礼に始まり礼に終わる。そんな武士道と正反対の愚行を働くゴミ。スポーツマンシップ皆無。お前もうドリフトやめちまえ。

 

 

この勝負も私の勝ちと言っていいだろう。ねぇwwwwwwいまどんなキモチぃ~?wwwwwwwwww

 

 

 

おわったわ

 

  えんでぃんぐ

 

そんなこんなで無事に走行終了!

 

因果応報。GRACEの面々は今ちょうどクルマ作りの真っ最中ということもり、完成した暁には壮絶な報復が予想される。しかし当ブログは悪には屈せず、随時バトルの様子は記事にして報告していきたい。

 

 

それにしても、仲間達と走るってこれ以上なく楽しい時間よね。追っかけモードになっちゃって振り出しやラインはめちゃくちゃになったけど、走りの楽しさを改めて実感した最高の1日でした。

 

 

 ITASHA VISIONさま、ならびに撮影して下さった皆さま、誠にありがとうございました!

 

 

 

おわり