サボテンの花 | βオフィシャルブログ「βのしゃべりまSHOW」Powered by Ameba

サボテンの花

珠玉の名作やね☆☆☆
ゴールディ・ホーンとイングリッド・バーグマン素敵可愛い綺麗☆☆☆
私の母親が、若い頃イングリッド・バーグマン似てるって言われたと自慢してたっけwW☆☆☆☆☆
嗚呼ハーフの子ども欲しいな
外国の女性と結婚しなきゃね
♪♪♪

『サボテンの花』

(サボテンのはな、Cactus Flower)
は、1969年公開のアメリカ映画。ウォルター・マッソー演じる中年の歯医者とその恋人、看護婦などを巻き込んだドタバタの恋愛コメディ。

フランスの舞台劇『Fleur de cactus』を原作としたエイブ・バロウズによるブロードウェイ舞台劇『Cactus Flower』を映画化した作品である。本作は2011年に『ウソツキは結婚のはじまり』としてリメイクされている。

ゴールディ・ホーンが第42回アカデミー賞で助演女優賞を受賞している。


ストーリー
ニューヨークのある夜。レコードショップ店員の若い娘トニは、アパートの自室でガス自殺を図る。しかしすんでのところで、隣人の劇作家志望の青年イゴールに助け出され、事なきを得た。トニは妻子持ちの中年の歯科医師ジュリアンと恋愛中で、今夜も彼に待ちぼうけを食わされて、絶望してしまったのだという。「妻子持ちが好きなのかい?」と訊くイゴールに、「違うわ、誠実な人が好きなの。彼は自分が妻子持ちだと、正直に話してくれたからよ。」と、トニは健気に答えた。

一方のジュリアンはというと、“妻子持ち”などと言うのは真っ赤な嘘。結婚まで進むような深い関係になるのを嫌って“妻子持ち”を偽り、何人もの女性と気楽に付き合うような男だった。しかし今回のトニの自殺未遂には大いに反省し、ようやく身を固める決心をする。ジュリアンはさっそくトニにプロポーズし、彼女も素直に喜ぶが、「あなたの奥様に会って、ちゃんと話をつけるまでは結婚できない。」と言いだす。元々結婚していないのに、“奥様”に会わせようがない。困ったジュリアンは、助手の看護婦ステファニーに、自分の妻のふりをしてトニと会ってくれるように頼む。ステファニーは憮然とするが、長く医院に勤めているよしみで一芝居うってやる。

トニの勤めるレコードショップに、ステファニーが現れた。ジュリアンとの“離婚”について、事も無げに承諾するステファニーに、トニは好感を抱く。これで晴れてトニと結婚できると安心するジュリアンに、トニは「奥様はまだあなたを愛してる。」と断言。代わりの恋人まで探してやろうとする。それに対してジュリアンは、「妻にはすでにもう恋人がいるんだ。」と嘘の上塗りを重ねるはめに。そこで、患者で友人でもあるハーヴェイに、ステファニーの恋人役を頼み、4人でディスコテークに繰り出した。しかし、ステファニーとハーヴェイのちぐはぐなやり取りを見て、トニは疑念を募らせる。業を煮やしたジュリアンは、トニにミンクのストールを贈るが、プレゼント攻勢には引っかかるまいと、トニはジュリアンの名でステファニーにストールを送った。思いがけない贈り物に感激したステファニーは、その夜、ドレスアップしてディスコテークへと繰り出した。

ところがディスコテークには、ステファニー、ジュリアン、トニだけでなく、ハーヴェイ、イゴールら、一連の騒動の関係者全員がハチ合わせ。美しく装ったステファニーと若いイゴールがダンスするのを見て、ジュリアンとトニは何故かそれぞれ嫉妬に駆られる。ジュリアンはステファニーに、トニはイゴールに、いつの間にか好意を持っていたのだ。

ややこしくなった四角関係を解消するために、翌朝ステファニーはトニに真実を打ち明ける。ジュリアンは独身であること、頼まれて妻の役を演じていたこと―。そして、「彼を許して、受け入れておあげなさい。」とアドバイスして去っていく。その後、入れ替わりに現れたジュリアンが、またも嘘で身を繕うとするのを見てトニは幻滅し、イゴールと浮気したと嘘をついた。それを聞いて怒ったジュリアンは、婚約解消を言い残して部屋から出ていく。踏ん切りのついたトニは、イゴールとの恋に新しく踏み出した。

トニと別れ、ステファニーもイゴールに奪われた(と思い込んでいる)ジュリアンは、酔いつぶれて医院にたどり着いた。そこには既にステファニーの姿があった。トニとの顛末をボヤくジュリアンは、あれやこれやの画策が上手くいかなかったのは、実はステファニーを愛していたからだと打ち明ける。彼女もまた、心の底ではジュリアンを長く想い続けていたと自覚し、ふたりはようやく結ばれる。その傍らの鉢植えには、見事にサボテンの花が開いていた。

キャスト
ジュリアン:ウォルター・マッソー
ステファニー:イングリッド・バーグマン
トニ:ゴールディ・ホーン

スタッフ
監督:ジーン・サックス
脚本:I・A・L・ダイアモンド
撮影:チャールズ・ラング
音楽:クインシー・ジョーンズ