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阿修羅のごとく

観ましたの
いや~良い映画でした。
女同士の姉妹の家族の愛憎劇です。
向田邦子さんて、あんまり観たことないのですが、言葉のセンスと言葉のやりとりの名手だなぁと思いました。
善と悪そういった両極端なものを、どちら側からも描き、そのものの本質をあぶりだしているようです。
キレイは汚いそんな世界
汚いはキレイなんですやはり
特に、大竹しのぶさんと桃井かおりさんの妻と愛人のやりとりは、おもしろくて…可笑しくもあり滑稽でもあり悲しくも哀愁そそして人の業を感じます。
ある人からみたら悪人でも、その人の立場で考えると善人とまでは言わないが、しょうがない選択だったりね。
人の感情いや人のおもしろさはそこだと思うのですよ。すげー憎しみがすごい愛することに変化したりね
その瞬間想像もつかない方向にいくのですよ
ちょっと新派の『三婆』に通じる痛快さとおかしさと涙ポロリの良作でしたわ。
舞台、ドラマ、小説も読もうかなと

映画版

阿修羅のごとく
監督森田芳光
脚本筒井ともみ
原作向田邦子
製作本間英行
出演者大竹しのぶ
黒木瞳
深津絵里
深田恭子
音楽大島ミチル
撮影北信康
製作会社東宝、博報堂、毎日新聞社、日本出版販売
配給東宝
公開 2003年11月8日
上映時間135分
製作国 日本
言語日本語
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2003年11月公開。監督は森田芳光。NHKドラマのパートIIまでを一つにまとめたストーリーになっている。テレビドラマで次女を演じていた八千草薫が母親役で、また同じくテレビドラマで長女を演じていた加藤治子がナレーションで出演している。エンディングと本編中に流れるブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」が印象的。

キャスト
三田村綱子(長女) - 大竹しのぶ
里見巻子(次女) - 黒木瞳
竹沢滝子(三女) - 深津絵里
陣内咲子(四女) - 深田恭子
竹沢ふじ - 八千草薫
竹沢恒太郎 - 仲代達矢
里見鷹男 - 小林薫
勝又静雄 - 中村獅童
陣内英光 - RIKIYA
土屋友子 - 紺野美沙子
赤木啓子 - 木村佳乃
緒方 - 益岡徹
里見洋子 - 長澤まさみ
枡川豊子 - 桃井かおり
枡川貞治 - 坂東三津五郎
ナレーション - 加藤治子
スタッフ
監督:森田芳光
原作:向田邦子
脚本:筒井ともみ
製作者:本間英行
製作統括:島谷能成、安永義郎、加藤春樹、古屋文明
プロデューサー:市川南
アソシエイト・プロデューサー:春名慶、三沢和子
撮影:北信康
美術:山崎秀満
録音:橋本文雄
音楽:大島ミチル
タイトル:大槻彩乃
題字:山藤章二
製作プロダクション:東宝映画
製作:東宝、博報堂、毎日新聞社、日本出版販売


舞台版

2004年版
初めて舞台化され、芸術座、博多座で上演された。

キャスト
三田村綱子(長女) - 山本陽子
里見巻子(次女) - 中田喜子
竹沢滝子(三女) - 秋本奈緒美/森口博子
竹沢咲子(四女) - 藤谷美紀/細川ふみえ
竹沢ふじ - 南田洋子
竹沢恒太郎 - 長門裕之


2013年版
スタッフ
脚本:瀬戸山美咲
演出:松本祐子

キャスト
三田村綱子(長女) - 浅野温子
里見巻子(次女) - 荻野目慶子
竹沢滝子(三女) - 高岡早紀
竹沢咲子(四女) - 奥菜恵
竹沢ふじ - 加賀まりこ
竹沢恒太郎 - 林隆三
ほかに大高洋夫、中山祐一朗、広瀬友祐、彩夏涼、山本亨、伊佐山ひろ子ら。

日程・劇場
2013年1月11~29日 東京・ル テアトル銀座
1月31日~2月3日 大阪・森ノ宮ピロティホール
2月9~10日 愛知・名鉄ホール