マイネルザウバアは配合的に軽くはなく、福島1800mの様な軽い条件で勝つようなら大物の可能性ありと書いた。

福島5レース 2016/7/10

マイネルザウバアは出遅れ。他に印を打った馬もスタートよくなく皆後方から。唯一ニシノリヒトは流れに乗って1コーナーへ。

マイネルザウバアは内で苦しい競馬。鞍上も追っ付けながらの追走。内が詰まり加減で後方3番手まで下がる。

そこから外へ出して走りが一変。馬群の外を楽な手応えで進出。4コーナーでは捲りきり、直線は先頭。そこから2着馬に迫られるが、抜かせずゴール。不器用な走りながら、大外を捲り抜けきる大物感溢れる走りで勝利。



マイネルザウバアはスクリーンヒーロー×ケンドール。母系は地味なスタミナ血統で父スクリーンヒーローも持続型。しかしスクリーンヒーローの凄いところはマイナーな母系からもG1クラスを輩出するところ。

モーリス(スクリーンヒーロー×カーネギー×モガミ)やゴールドアクター(スクリーンヒーロー×キョウワアリシバ×マナード)も決して主流の血脈とは言えない中で最強クラスを輩出。スクリーンヒーロー自身が父グラスワンダーや祖母ダイナアクトレスから受け継いだ内包するスピードは相当なものがあるのだろう。

マイネルザウバアは母父ケンドール、母母父カルドゥン。母系にカルドゥン=カロ系が入った馬はスタミナやタフな競馬に適性を見せることが多いが、ステイヤーと言うよりはマイル~中距離を前で捌いて持続力を活かすタイプ。今回は出遅れ、後ろから行ったが、徐々に慣らして前で競馬出来るようになれば、父&母系の特長を活かせると思われ。

古馬になってグンと強くなるスクリーンヒーロー産駒だけに、クラシックと言うタイプではないかもだが、古馬重賞路線、マイルC(京都1600m)や天皇賞秋(東京2000m)で楽しみだ。






少し懸念材料だった津村騎手が抜群のスタートを切り、先頭は譲らないとメイショウナルトをスピードに乗せたまま1コーナーを通過。

2番手を3馬身程引き離し、名将鳴門に跨がり、馬群を引き連れて逃げる津村に、戦国の世で先陣を切る、勇猛果敢な武将の様な頼もしさを感じつつレースを観戦。

…………ちと、ペース速すぎませんか、津村大将。1000m58秒あたりで通過した様に見えたけど。4コーナーで殿でも務めるかの様に下がっていくけど。

落武者津村きしゆを見ていても仕方ないので、楽に先頭に立ったクリールカイザーを押しきるかと見ていたら直線で止まる。結局メイショウナルトは11着。



メイショウナルトよりも津村騎手。この果敢と言うか、無謀と言うか、逃げたラップをご覧下さい。
12.3-11.0-11.0-11.9-11.7-11.6-11.7
これでラスト600mまで。クリールカイザーに既に捕まってる。前半600mが34.3秒、1000mが57.9秒、1200mが1.09.5秒、スプリント戦か。

12秒台が一度もないし、競りかけて来ないのに11.0秒で更に突き放す。多少緩ませた後、更に加速させる潔さ。馬群はバラけ、かなり面白いレースを演出した辺りは評価出来るが、せめて直線までは持たせるペースで逃げて欲しかった。お陰で次走、メイショウナルトを再度狙う気持ちにさせてくれた。

当然乗り替わりでね(ニッコリ)






1マイネルザウバア
父スクリーンヒーロー(ロベルト系)
母父ケンドール(ゼダーン系)

モーリス、ゴールドアクターの出現で一躍有名になったスクリーンヒーロー。持続するスピードで勝負するタイプ。仕上がり自体は遅くないが、完成するのは4歳。マイネルザウバアの特徴は母系にある。母父ケンドール、母母父カルドゥン(カロ系)と産駒に大きな影響を与える血統。父と合わせてかなりの道悪巧者、スタミナタイプに出るはずで、福島1800mと言う軽いコース条件で勝ち上がるようなら、大物の可能性がある。


7ジュティアン
父ヴィクトワールピサ(サンデーサイレンス系)
母父アンブライドルズソング(ファピアノ系)

父ネオユニヴァース同様、完成が早いヴィクトワールピサ産駒。新馬、未勝利で馬券になりまくり。それだけで買い。母系がアメリカンで尚更仕上がり早い。


9ニシノリヒト
父リーチザクラウン(サンデーサイレンス系)
母父シングスピール(サドラーズウェルズ系)

早い、速い。両方兼ね備えたリーチザクラウン。予想外に仕上がり早く、短距離でもビュンビュン走る。今年産駒デビューのリーチザクラウンだが2歳戦はかなり狙い目なのでは。知れ渡る前に買い漁れば儲かる?!リーチザクラウンは父スペシャルウィークよりもシアトルスルーの血がかなり濃い。1200.1400.1800.2200mで狙えるタイプ。ニシノリヒトは母父シングスピールなので洋芝の函館、札幌の方が合いそうだが、人気がないので紐に買うのも面白いのでは?


12ブルーオーシャン
父アンライバルド(サンデーサイレンス系)
母父フォーティナイナー(ミスタープロスペクター系)

父アンライバルドはその父ネオユニヴァースの血を引き、ヴィクトワールピサ同様仕上がり早い。2歳戦は狙い目。アンライバルドの血中にサドラーズウェルズが内包。ヴィクトワールピサ程の軽さはなく福島よりは中京とか新潟とか東京の様に追えるコースの方が楽しみある。母系がミスタープロスペクター系で軽く、更に狙い目。



◎7ジュティアン
○9ニシノリヒト
▲1マイネルザウバア
△12ブルーオーシャン



単複 7.9.1

複勝 13